トランプをめくる猫 トラ猫ミセス・マーフィ (ハヤカワ・ミステリ文庫)

  • 早川書房 (2004年10月8日発売)
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本 ・本 (464ページ) / ISBN・EAN: 9784151707551

感想・レビュー・書評

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  • 地元の競馬大会で起きた殺人事件は、人間界のみならず動物界も沸騰させた。「騎手が誰かに刺し殺されたの。心臓をトランプの上から貫かれて」たまたま現場に居合わせたコーギー犬タッカーは、トラ猫ミセス・マーフィに得意気に語った。コカインや遺産相続といった不穏な単語が人間たちの間で囁かれるなか、名探偵を自認するトラ猫は、目撃証言を求めて鼠との協定締結に乗り出す。人畜力を合わせての推理の行方やいかに。
    原題:Murder,she meowed
    (1996年)

  • (2014-11-08L)(2014-12-26L)

  • 久々にこのシリーズを読んだ。
    日々の生活を楽しむ様子が好き。
    割りと早くから犯人がわかるし、ラストはバタバタと展開。
    私としては、お隣のモデルさんとのロマンスが楽しみだったけど、しばらく出て来ないのかなあ。
    動物とのスキンシップがご無沙汰してるので、フワフワな毛並みをさわりたくなる。

  • トラ猫ミセス・マーフィシリーズの第五弾です。

  • またしても留守ですブレア。仕事で留守がち…なのはいいんですが、それでどうやって農園を維持しているんだろう。それと気になるのは、初登場の回でハリーがプレゼントしていた猫たち。誰が面倒見ているんだろう。まさか、連れてはいけないと思うんですが。
    さて、事件の方ですが。5巻目にして初めて、ハリーが犯人に到達します。それでもってやっぱり人質にされ、マーフィーとタッカー、それにピュータに助けられます。あ、今回はミランダにもですね。かっこいいです、ミランダ。
    途中で、犯人は多分この人だろうなあと分かってしまうのですが(推理というより、ミステリのパターンとして)、今までの話の中で一番面白かったです。

  • 障害競馬ネタ。
    猫の擬人化もまあそんな気にならなくなってきました。
    読むのも二冊目なので登場人物も大分把握してきて、読みやすくなってきます。
    結構どうしようもない街ですねクロゼットって(笑)
    全体的には普通なんだけど、ラスト辺りで盛り上がってくる感じは悪くないです。
    これ以上猫の性別や擬人化が過剰にならないことを祈る。

  • トラ猫ミセス・マーフィシリーズ第四弾。タイトルが話の内容に関係のあるものを使うようになりましたね。殺人現場に残っていた「トランプ」とか、事件の起こった学校の学生が新聞配達をしていたエピソードがあったりとか(新聞をくばる)。でも、猫がそういう行動をしているわけではないんですよね。シリーズなもので、しょうがないのですが、ハリーが犯人に気がついて、それを犯人が気がついて、ハリーが狙われて危ないところを動物達が助けるというパターンに収まりつつあります。もう少し何かひねりが欲しいなあ。【2006年6月下旬読了】

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