本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (464ページ) / ISBN・EAN: 9784151744020
感想・レビュー・書評
-
連邦保安官デニスが孤島の島に建つ精神病院に相棒のチャックと向かう。そんな場面から物語は始まる。他にも色々なことがデニスにはあるのだがここで今表現したいのはそんなことではない。
これを読んでみての率直な感想だが違和感のある、もやもやっとした気持ちで終わるものだった。
精神疾患?そんな言葉で人を括って、見ていいのか果たしてそんな気持ちにもなったし何なら精神疾患の方に限らず人類共通なものなのか。
自分の信念を信じ続けるのか(これは実際の根拠が現実にあるとかそんなことではなく)、それとも他の人との調和をとるのか。そんな内容が最後にバシッと提示されたような気がして、結局感情移入という点では誰にもできず、誰にもある程度できた感じだった。
多分一回では読みきれない詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2010-13頃初読
2022/8 再読
ミステリとして、意外性は高いし、手掛かりも堂々と提示されていた。でも、読後感は余りスッキリしなかった。あれは、やはり“治ってなかった”ということなんでしょうかね? -
密室、暗号などのミステリ的な要素から始まるものの、全体的にはサイコサスペンスという方がよさそう。とりあえず、ネタバレせずに魅力を伝えるのは難しいタイプの作品。
個人的には、最後にもう一回どんでん返しがあってもよさそうに思ったが、それだと「何でもあり」で収拾がつかなくなってしまうのかもしれない。
翻訳モノをあまり読まないこともあって、登場人物の(おそらくは米国らしい)コミュニケーションの描写にひっかかって読むのに時間がかかってしまった。再読して伏線を確認するとより楽しめる気もするが、ちょっとページ数が多いな...。レオナルド・ディカプリオ主演で映画化もされているので、そっちを観るのもいいかもしれない。 -
通勤の電車の中で少しずつ読んだのだけど、これはまとめて一気に読むべき本だった。
ミステリーとしても面白いけれど、重厚な人間ドラマでもあると思う。
特に、主人公の妻が段々と精神のバランスを失っていく過程には、なぜ彼女がそうなってしまったのか、具体的な理由が語られないだけに、とても悲しい気持ちになった。
巻末の解説にあるよう、読了後にプロローグを再読すると、失われた過去へのあきらめとも後悔ともつかない思いが胸にこみあげる。 -
(⌐■-■)ひとネタで引っ張リ過ぎ。どんでん返しもあるけんど、オチもわかりにくい。
⊂|⊃
[ಠ_ಠ]映画の方がいい。アマプラで無料。
-
読後感が良くなかった。難しいです。
-
映画も観たい。
-
何故か読みにくい。自分向きの文章ではなかったかも。でもストーリー自体は面白いし、結末も良かった。
-
映画版を先に観たが、映画はほとんど忠実に小説を再現していた。
文庫本は456ページあり、読み終わるまでに何時間もかかったが、映画はたったの2時間18分でこの小説を再現しきっている。
普通は小説と映画を比べると、小説の方が詳しく書いてあるから面白く感じるものだが、本作は小説よりも映画の方が面白かった。
映画は、ディカプリオの演技力と、幻想の視覚化、そして音楽(リゲティのロンターノや、ペンデレツキの交響曲第3番などの現代音楽の狂気的な印象、そしてマーラーのピアノ四重奏曲の物悲しい感じ)が、うまくマッチして物語を引き立てたことが功を奏したのではないだろうか。
この小説を読んで面白く感じても、つまらなく感じても、映画を観ていないのなら映画を観ることをおすすめする。 -
-
世にも奇妙な物語にありそうな話。
子どもの件に関しては胸が痛む。 -
犯罪を犯した精神異常者を隔離する病院がある孤島に失踪事件を捜査するために連邦保安官のテディは相棒のチャックと共に送り込まれた。映画にもなったシャッターアイランドを読む。ルヘインは「自分探し」の物語を書く、好きな作家だがこのテーマはこれまでと違い読後に気持ち悪くなる。解釈が複数あるからだ。俺は誰、お前は誰、今はいつという不安感、ハメられていく焦燥感。映画はひとつの解釈に沿ってラストを比較的わかりやすくしてるが原作はもう少し謎めいている。読んでいる間の面白さは間違いないが、何が事実か、事実とは何かと読後にその倍くらい考えさせられる。我が身に起きたらと恐怖を感じる。最近このテーマの話を偶々続けて読んでいる。この気持ち悪さを拭えないままだ
-
小賢しい真似しやがって!って感じ。(笑
-
映画を何回か見ていたのですが、あまりにも伏線が多いし、理解してない部分も多いので、小説でもっとよくわかるかなーと思って読みました。
結果、深すぎてついていけなかった(笑)
でも、小説もとてもおもしろく、内容がわかっているだけに、ああこれはあとでつながるな・・などとわかったり、理解しやすかったと思います。
もし小説が先だったとしても楽しめたとは思いますが・・・。
しかしなんとまあ、複雑なストーリーでしょう!
正気と狂気って本当に紙一重!みんな頭いいー!って思って読みました。 -
映画の方は、テレビCMでさんざんあおった割に、半分も見ないうちにオチが読めちゃう残念な出来だった(>_<)。オチ以外には見るべき内容もなかったからね(>_<)。
原作はどうか?と思って読んでみたけど、見事なまでに映画版と一緒......直前に読んだ「ミスティックリバー」もそうだったけど、まあ、映像化意欲を掻き立てられる作品ではあるね。ビジュアルイメージが鮮烈だから。
解説では「ウィッカーマン」にインスパイアされた小説とされているけど、それより「エンゼルハート」に近いなあと感じた。
オチがウリなのにすぐにネタバレするところとか、キャラクター名のアナグラムとか、時代背景、ハードボイルドタッチ、などなどそっくり。
正直、妄想抜きに、テディの信じてるままの世界の話の方が面白くなったんじゃないか?と思う。
2015/08/19 -
Amazonでこの本を探したらカメラ本が出た。ちがうっちゅうに。難解で半分くらい読んでなんかこの小説よく解からんというか、頭がおかしくなる感じがした。やっぱり気の狂った奴の妄想を延々と読まされていたんだ。やめてほしいな、こういうの。最後まで読んでなるほどね、よっぽど読むの止めようかと思ったぜ。作家にやられたって感じ。うまく書かれていたってことなのでしょうか。???
-
えぇと、イマイチ結末がわからなかった。
どんでん返しになってるのは、理解できたんだけど…。 -
内容はルへイン作品らしく人間ドラマを重厚に描いた作品で、2人の保安官が凶悪犯罪者のための精神病棟のある孤島(シャッターアイランド)へ、1人の女性犯罪者が失踪したために捜索にやってくるのですが、この主人公の保安官が実は女性失踪者の捜索とは別の理由で、この島に収容されている妻を殺害した犯人への復讐が本来の目的であるという話です。
失踪者が残したと思われる謎の暗号をもとに、暗号解読にたけている主人公がその暗号を解きながら、ようやく真相にたどりつくのですが、その真相がなんと!というドンデン返しものです。
精神病棟の医師や看護士達の怪しい雰囲気や精神病棟に収容されている犯罪者、人体実験など、おどろおどろしい話がいろいろと伏線としてはり巡らされており、薄々は謎解きが出来たものの、全容解明の際には、そういうことだったのか!と完璧にうなられました。
デニス・ルヘインの作品
本棚登録 :
感想 :
