酔いどれに悪人なし (ハヤカワ・ミステリ文庫 フ 26-1)

  • 早川書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (460ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784151750519

作品紹介・あらすじ

酒のせいで警察を辞職する羽目になったジャックは日々行きつけの店で飲んだくれ、飲まないときは読書をするか、前職を活かした探偵業にいそしんでいた。ある日、いつものように飲んでいると、美しい女が自殺した娘の死の真相を調べてほしいと頼んできた。望みの薄そうな調査に始めはいやいやだったジャックだが、ある事件をきっかけに負けじ魂に火がつく!酒と本を愛するすべての人に捧げる、新しいかたちの探偵物語登場。

感想・レビュー・書評

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  • 何かこういう、暗ーい男が酒に溺れて、暴力にまみれて、ハードボイルド!みたいな話っつーか、雰囲気、好き。事件は解決するけど、主人公が全然救われない感じとか。切なさとか悲哀に人間味を感ずる。読書と酒を喜んでいるしょぼくれたオッサン。

  •  酒と本を愛する人に捧げる、なんてあるもんだから、うっかり手を出してしまったが、がっつりハードボイルド。ノワール色強し。苦手ゾーンにストライク。途中まで全然気がつかなかった自分が、間抜けである。 ぶつぎりの文体がドライで個性的。ノワール読みはチェックしてみてもよいかも。

  • 本の引用が挟んである程度では不十分

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