女刑事の死 (ハヤカワ文庫 HM (309-1))

  • 早川書房
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (513ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784151756016

感想・レビュー・書評

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  • 八月の熱気の中、女刑事が自動車に乗り込んだ瞬間、爆炎があがった―刑事だった妹が、非業の死を遂げた。上院の調査監視分科委員会で働く兄のベンジャミンは、真相を探るために帰郷する。だが分科委員会から受けた密命を遂行せねばならず、思うように真相究明はならない。やがて謎に満ちた妹の私生活が徐々にあきらかになるが…。

    原尞氏が亡くなった。ロス・トーマス推しだったことを思い出したのと、今月は新潮文庫から久しぶりの翻訳も出るらしいので、手に取ってみた。
    こんなにサクサク読める作品だったのか。

  • 刑事の妹を殺された上院調査委員会顧問のディルが主人公。武器売人、刑事部長、警部、、、誰が犯人を操っているのか?登場人物は多いがそれぞれの人間像がちゃんと描き分けられていて500頁超えの厚さも一気に読み終えた。妹から届いた手紙が切なかった。

  • 無茶苦茶面白い。主人公も相方の女性、敵も全て魅力的だ。
    女刑事の最後の手紙も染み入る。
    ハードボイルドの新たな魅力を見つけた。
    今更だが他の作品も可能な限り読む。

  • ロス・トーマスは本当にハズレなしなので全部載せたいけど中でもこれは比較的手に入りやすいかなと

  • お勧めです。

  • 一癖ある登場人物の造型にかけては定評のあるロス・トーマスによる上質のスリラー。ミステリとしては小品ながら、ひとつひとつのエピソードが味わい深く、大人のためのエンターテイメントとして至福のひと時を提供してくれる。
    回り道をしながらも、殺された妹の揺るぎない信念を終幕で噛み締める、主人公の万感の思いが感動的だ。

  • 友人を取るべきか政府を取るべきか…読まなきゃソンだよ。

  • もと上司から借りました。
    「会話に引き込まれて夢中になるよ」とのお墨付き。
    たしかに会話かっこよかった。おもしろかったです。

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