ドッグタウン (ハヤカワ・ミステリ文庫)

  • 早川書房 (2008年10月23日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (448ページ) / ISBN・EAN: 9784151780011

感想・レビュー・書評

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  •  過去、映画や小説でさんざん描かれてきたキャラ・設定・ストーリーをトレースしただけの作品( ´ ▽ ` )ノ
     新味らしい新味なし( ´ ▽ ` )ノ
     せいぜい 主人公が必死に自己否定してるレズだってことが変わってるくらいかな?( ´ ▽ ` )ノ

     全体にムダが多く流れが悪い(>_<)
     インテリア・ファッションの描写がくどく、何かというと(本筋と関係のない)昔のことを思い出し、やたらとジムに行く(毎日通ってるみたい。趣味の域を超えてる)(>_<)
     それらに目をつぶるとしても、肝心のラストがあまりにもグダグダで お話にならない(>_<)

     いい編集に恵まれなかったんだね(>_<)
     まあ、どんなに手直ししても「よくできたB級」以上のものにはならなかっただろうけど……(´ェ`)ン-…
     文章力はあっても それだけじゃいい作家にはなれない、という典型例(>_<)

     ヴィクシリーズの亜流って感じ( ´ ▽ ` )ノ

    2018/11/14

  • 理想に燃えながら現実の壁にぶち当たっている新米女性弁護士がひょんな事から事件に巻き込まれ成り行きでメキシコ系売春婦を相棒にして解決するというある種のバディ物。作中で実際にレズと言われて自分はそうじゃない否定しているものの男絡みの話にもやもやしたりするあたりを含めて相棒の売春婦への気のかけ方がなんとなく百合っぽい感じ。ただ主人公の女性弁護士が抱えている父親へのコンプレックスが頻繁に描写されるものの解消してなかったり、主人公の正確や描写のどうもすっきりしない感じが好きになれない。

  • 弁護士のホイットニーは行方不明になった家政婦を捜して欲しいという依頼を受ける。仕事がなく仕方なしにその仕事を引き受けた彼女だったが、捜査をしているうちに依頼主の話の大半が嘘であることが判る。そして、捜査の過程で知り合いになった売春婦ループとともにその家政婦の死体を発見する。
    世事に疎い白人弁護士と若いが世間を知っている売春婦というステレオタイプなコンビのシリーズ1作目。ホイットニーと作者の若さが前面に出たような作品。全体的につじつま合わせ的な話で殺害動機なども弱い。最後の解決(?)法は予想外だった。

  • 本屋で「米弁護士と子持ち売春婦が LA の闇に迫る」とか何とかいう惹句に惹かれて買ったものの、期待したほどではなかった。

    この手の素人探偵モノは「なぜ主人公が事件を追いかけるのか」という動機付けが一つの課題だ。否応なく巻き込まれたり、どうしようもなく好奇心を刺激されたり、言いようのない義憤に駆らたりするわけだが、ここが不自然だと話自体が成り立たない。本作は、その成り立っていないケース。未消化の伏線も目立つ。映画に造詣が深く、探偵顔負けの観察力と洞察力を誇りつつ、男心を自在に操る売春婦ループは魅力たっぷりだが、その魅力を主人公が充分に活かし切れていない感じ。LA で暮らしたことはないので、LA の雰囲気をどの程度捕えているのかは判らないけれど、ご当地作品としての魅力以外は今一。

  • 25歳の新米女性弁護士ホイットニーが主人公のミステリ。
    パワースーツにブランド物の靴、猛暑でもパンティストッキング。
    南部の生まれだが親と確執があり、ロサンゼルスで開業。
    ジムで身体を鍛えているのは強くなりたいため?
    グアテマラ人の家政婦カルメンが帰郷したまま戻らないのは収容されているのではと調査を頼まれ、調べていくと死体に遭遇。
    メキシコ系の女優キャシーとは同一人物なのか?
    ヒロインはまじめだが世間知らずで、ロスで私立探偵まがいのことをするには無理があるが、そこを補うのがたまたま通りに立っていた娼婦ループ。
    娼婦といっても幼子を母に預け、売春がばれて兄に殴られるといった家庭的な背景があったりする。
    作者は1948年生まれ、弁護士。39歳で作家に転身。4作を残して2003年すでに夭折とは驚きました。

  • 本屋で見かけて何となく購入。
    作者は既に鬼籍の方なんですね… 読む前にシリーズが何巻で終わっていると知るのは寂しいものがあります。

    大学を出て法律学校に行って弁護士になってもその後のキャリアが思い通りの形で進まない、と言う冒頭部分にはちょっとため息です。最近不景気な話が多いからなあ… 実際MD取っても就職先が無くてタクシーどらーバーなんて話も聞いたことあるしなあ…

    人種や文化や肌の色や職業で人を差別したくは無いけれども実際どうなの?と言うところが非常にシビアでした。日本もこれから外国人労働者を受け入れたら他人事ではありませんしね。

    お話は途中まですごく面白かったですが話のオチは私はちょっと… 機会があれば是非続きを読みたいです。

  • ドッグタウンは、LA(の一部地域?)の通称らしいです。就職先が見つからずやむなくひとりで開業した弁護士ホイットニーが主人公。父親との確執を引きずり、恋人はおらず、自分は同性愛者ではないかと疑っているフシのある金髪白人女性。或る日アポなしでやってきた女性から、これがバレると元夫に子供の親権を奪われかねないので捜索願は出したくない、警察の代わりに行方不明のグアテマラ人家政婦を探し出して欲しいという依頼を受けます。スペイン語ができないホイットニーは、事務所の前をテリトリーにしていたラテン系娼婦ループに通訳を頼み、そこから2人で捜査してゆくんですが、、、シンプルな1対1の勧善懲悪ではなくてそれぞれの思惑で動く悪い奴らがあっちにもこっちにも居て、お互い利用し合い騙し合い、という構図なので、どこかで分かりやすい種明かしを期待して読んでいた私は、不完全燃焼でした。LAの暗黒の裏社会といえばジェイムズ・エルロイのLAコンフィデンシャルが有名ですが、そういうのが好きな人には、たまらないかも。

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