契約〈下〉 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

制作 : ヘレンハルメ美穂 
  • 早川書房
3.74
  • (6)
  • (20)
  • (15)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 96
レビュー : 21
  • Amazon.co.jp ・本 (429ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784151788543

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • この作家の「睡眠」も面白かったけど
    こちらの方が 好みでした。
    サバイバルゲームみたいな追っかけもあるし
    音楽ネタも目新しいし 人物像も詳しく書けてる。
    読後の悪くないのが やっぱり一番。

  • 2015 10 3

  • スウェーデン国家警察ヨーナ・リンナ警部シリーズ第二弾。平和活動家の女性がクルージング中に命を狙われ、一緒に船に乗っていた妹が間違われて殺される。同じ頃別の場所で武器輸出担当の政府の長官の死体が発見される。二つの事件は繋がっていることが明らかになっていく。一枚の写真が鍵となりヨーナ警部が解明していく様子はお見事である。公安警察と国家警察が協力して捜査を進め、ヨーナ警部が認められていく様子もよかった。しかし、パガニーニにからむ音楽的要素を強く推しているが、全然なくてもいいし関係づける必要もなかったのではないかと思った。

  •  今回も読み応えあった!
     前作よりも規模が大きくなって、その分終わり方が暗い。

     本筋とは関係ない、省いてしまっても何の影響もない描写があって、でもそれが全く邪魔にならず、物語に深みを与えていると思う。
     だからきっと、登場人物にも感情移入がし易い。

     このシリーズは全八部になる予定だそうで、残り六作もとても楽しみ。

  • (上巻より)

    それにしても、
    ヘリコプターが打ち落とされたり、
    最高のバイオリニストになるはずの男が国連や査察庁長官として働くとか、
    少女の病状が突然良くなったこととか突っ込みどころが多すぎ。

    東京カルテットが実在したことにもびっくり。

  • 同じ作者・主人公でも、雰囲気が全く異なります。
    前作はストーリーの特性上陰湿な進行でしたが、本作は王道に仕上がってます。
    映画化を意識してか、主人公の洞察と推理展開がキッチリと描かれ、その展開もダイナミック。

    妖精さん役の適任者いれば、観てみたいかも(笑)

  • オチにベタ感は否めませんが、むしろスウェーデンミステリでこういうハリウッド映画的展開は珍しいです。映画になるかな~?そうすると妖精ちゃんw役が楽しみ。
    アクセルがチートキャラすぎて、なんか若いイケメンで想像しながら読んでしまっていましたが、普通におじさんでした。そうですよね…。

  • 正直、前作『催眠』よりも数段面白かったです。
    前作は、催眠療法の医師が主役かと間違えるような話でしたが
    今作はちゃんとヨーナ・リンナの存在感が通してありました。

    あと、前作で鼻につくくらい唐突で不自然に繰り出された
    主人公ヨーナ・リンナの口癖
    「ほら、僕の言ったとおりだったでしょう?」が、
    今作では目立つところに無かった気がするけど、読飛ばしちゃったかしら。

    物語の最後に登場するあの話は、次の作品にどう繋がるのか
    ちょっと気になる。楽しみ。

    訳者は「ミレニアム」シリーズと同じヘレンハルメ美穂氏。

  • 今回も長い。ノンストップバイオレンスシーンと現場検証など静のシーンとの綾が重厚な織物のようで、章が変わるごとにあっちもキニナル、こっちもキニナル・・・となった。前作よりこっちの方が映像化に向いていると思う。とくに、パガニーニの悪魔的な技巧を要するバイオリン曲の描写は物足りなさを感じた。原題は『パガニー二の契約』のようだが、本書を読んだだけではパガニーニという言葉の持つ重みが十分ではない。だから日本題は『契約』だけなのかな・・?
    3作目も期待。

  • 謎の暗殺者にドキドキさせられっぱなし。犯罪の黒幕と種明かしも良かった。でも最後の大捕物的なくだりは、結構ダレてしまって、前述のくだりにピークがある感じだったかな。
    全8篇が出版されるようなので、3作目もまた読もう。

全21件中 1 - 10件を表示

ラーシュ・ケプレルの作品

契約〈下〉 (ハヤカワ・ミステリ文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする