交霊 〔上〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

制作 : 岩澤 雅利  羽根 由 
  • 早川書房 (2013年12月6日発売)
3.91
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  • 6レビュー
  • Amazon.co.jp ・本 (412ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784151788550

作品紹介

自立支援ホームで起きた少女殺害事件。事件解決のカギを握るのは自称霊媒の女なのか?

交霊 〔上〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)の感想・レビュー・書評

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  • ヨーナ・リンナ警部シリーズ3作目。
    前作を読んでから大分たちましたが、この度読んでみました。
    久しぶりに読むシリーズものはストーリー展開やら設定やらを忘れていて少し戸惑う事もありますが、本作もその例外ではなく。
    とは言え、左程でもなく十分楽しめました。

    #最も登場人物間の関係を覚えておいた方がもっと楽しめたかとは思いますが・・・

    さて、前置きはこの位にして以下にあら筋をご紹介。


    様々な問題を抱え、犯罪を犯した少女たちが集められた施設において2件の殺人事件が発生する。

    警察は犯行直後に施設から姿を消した一人の少女の行方を追うが、彼女は途中出くわした車を奪って逃走。

    その車には幼い男の子が取り残されており、警察は必死に彼らの行方を追う。
    しかし、その努力の甲斐なく二人は忽然と姿を消す。

    過激派に情報を漏らしたかどで内務調査の対象となっている主人公は無事男の子を救い出し、事件の真相を解き明かせるか?


    事件の真相や誘拐された子供の安全に、かつて容疑者の少女の里親であった美貌の大富豪の苦悩。
    そしてそればかりではなく、主人公が情報を漏らした容疑で内務調査の対象となっていたり、昔死んだ(はずの)彼の妻子に関する秘密がほのめかされていたりと結構盛りだくさんな内容となっています。

    主人公が抱える因縁等、次巻以降の展開が気になる終わり方となっていますが、本作そのものは収まる所に収まるべきものが収まっており、シリーズ前作の内容をほとんど覚えていない私でも十分に楽しめました。

    #最もこの点が余りにもハッピーエンド過ぎる様にお感じになられる方も居られるかも知れませんね。

    ちょっと甘めな所もありますが、楽しめる小説となっておりますので一読されてみては如何でしょうか?

  • 一章?が4~5ページずつで読みやすい。前の2作のストーリーは全く覚えてないがそれでも楽しめた。下巻がすぐ読みたくなった。

  • ヨーナ・リンナ警部シリーズ第三弾。スウェーデン北部、問題を抱える少女の自立支援施設でおきた、少女と看護師の殺人事件を主人公の警部が追う話。事件の直後施設にいた一人の少女が脱走して容疑者として行方を追われる。しかし事件はそんな単純なものではなく、執念深く主人公は謎を解明していく。上巻は少々ダラダラとした展開だったが、下巻は一気にテンポよく進み、楽しめた。前二作品よりも主人公の警部がより多くメインで登場し、過去も語られているため、やっとシリーズらしくなってきたと感じられた。

  • レビューは下巻にて。

  •  今回から訳者が変わったので少し心配していたけど、全く問題なく楽しめた。

     三作目も面白い。
     精神に問題を抱える少女たちが出て来る所為か、霊媒師が出て来る所為か、今までの二作よりも混沌とした印象。

  • スウェーデン・ミステリーは奥が深い。『催眠』『契約』に続く、ヨーナ・リンナ警部シリーズの第三弾。

    少女達の自立支援ホームで起きた凄惨な殺人事件。犯人は事件後に失踪した少女なのか…さらに殺人事件とは別の事件が発生。謎は深まるばかり。

    前作で警察内で窮地に立たされたヨーナ・リンナ警部が少しづつ事件の真相に迫る様は健気にも感じるが、次々と現れる得体の知れない登場人物が物語を混沌とさせている。

    スティーグ・ラーソンの『ミレニアム』で話題になったスウェーデン・ミステリーであるが、その面白さの正体を一言で言えば、連鎖だと思う。最初は登場人物同志が見えるか、見えないかくらいの細い糸でつながっているのだが、物語が展開するにつれ、細い糸が次第に太くなり、目に見えてくる。

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交霊 〔上〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)はこんな本です

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