ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫)

制作 : ヘレンハルメ 美穂  岩澤 雅利 
  • 早川書房
4.08
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  • (44)
  • (10)
本棚登録 : 4257
レビュー : 470
  • Amazon.co.jp ・本 (406ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784151792519

作品紹介・あらすじ

月刊誌『ミレニアム』の発行責任者ミカエルは、大物実業家の違法行為を暴く記事を発表した。だが名誉毀損で有罪になり、彼は『ミレニアム』から離れた。そんな折り、大企業グループの前会長ヘンリックから依頼を受ける。およそ40年前、彼の一族が住む孤島で兄の孫娘ハリエットが失踪した事件を調査してほしいというのだ。解決すれば、大物実業家を破滅させる証拠を渡すという。ミカエルは受諾し、困難な調査を開始する。

感想・レビュー・書評

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  • スウェーデンの大作!ミレニアムの3部作の第1部です!
    映画化したのでご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、
    本はめちゃくちゃ素晴らしいです。本当に面白いとしかいいようがない!

    文章の上手さ、構成の上手さ、凄い魅力的なキャラクター、翻訳の上手さ、文句なしです。
    更に様々な社会問題の勉強にもなります。(特に女性差別はこの本の一貫したテーマです)
    ただ海外の作品では仕方ないことですが外人の名前とか覚えるの大変で物語に入るまで時間がかかってしまいます。
    最初は読みにくいかもしれませんが途中まで我慢して読んで見てください。
    本当に寝る間も惜しんで第3部まで一気読みしてしまうレベルです!

    残念なのは作家がお亡くなりになってしまったこと。3部までで一応完結はしてますが続編も予定されていたようで・・・。これほどの才能溢れる作家の作品がもう読めないのは本当に残念でなりません。(この本がデビュー作)

  • めちゃめちゃ面白い。スティーグラーソンって頭いいんだろうなって思った

  • 二人の主人公が魅力的。
    小説を読むと、映画の出来の良さも分かります。

  • 「ミレニアム」シリーズは、「ドラゴン・タトゥーの女」「火と戯れる女 」「眠れる女と狂卓の騎士」まであります。海外ミステリーの世界的ベストセラーのようですが、最後まで尻上がりに面白かったです。著者が変死したため4巻は別人が著者です。未読です。

  • 先に映画を見てしまったので思い出しながら読んだ。
    リスベットが出てくるシーンがわくわくしてページが進む。

  • 上巻では、メインの謎である少女失踪事件の解決への進展はなく、ドラゴン・タトゥーの女が何者なのかも明らかにならず、主人公の敵である実業家も名前しか出てこず、今後の物語の展開のための舞台説明という感じだが、それでもとても面白かった。経済界に批判的な主人公のキャラクターに共感を覚える。北欧の風景を思い浮かべるのも楽しい。名門一族の中で起こる事件というところが、スウェーデン版「犬神家の一族」のようだ。

  • *上下巻同じ感想を掲載。

    *****

    とある記事を書いたことをきっかけに有罪判決を受けることになってしまったジャーナリスト、ミカエル。
    自身が発行責任者を務める月刊誌『ミレニアム』からしばらく離れることを選んだ彼のもとに大企業であるヴァンゲルグループの元会長ヘンリックから依頼が持ち込まれる。
    40年ほど前に失踪したヘンリックの兄の孫娘であるハリエットに関して調査してほしい-破格の報酬と解決した暁にはミカエルが現在一番求めている情報に関して大きな影響を及ぼすであろう証拠を与えると言う。
    受諾し、調査にかかるミカエル
    解決不可能かと見られた調査であったが、徐々に思わぬ恐ろしい事実が明らかになってゆき…。

    *****

    単行本が出た時には何故かあんまり関心が湧かずだったのだけれど、文庫の発売が決まってから「あ~あの作品か…読んでみようかな」と軽い気持ちで手に取ってみた。
    登場人物一覧でまず挫折しそうになる。
    海外ものは人物の名前が頭に入りにくく、このお話に出てくるヴァンゲル一族が特に困った。
    頭の中で「あれ?このひとは誰の子供だっけ??」なんて。
    付属の登場人物一覧を度々確認しつつ、徐々に勢いに乗ってきて後半はスピードが上がる。

    面白かった。

    あらすじにはふれなかったけれど、ミカエルと後に事件を解決することになるヒロイン、リスベット。
    愛想もないし、格好も独特の彼女。
    しかし、リサーチャーとしては超一流。
    周りの人間は扱いに苦労しそうだけれど、カッコイイ!
    物語のラスト辺りでは少し乙女なリスベットも見られたりして、どきっ。

    ミカエルは何であんなにモテるのか、よく分かりません。
    かっこいいんだろうけど、何か、ずるい!
    けっこうセシリアがお気に入りだったので、余計そう思うのかも。

    さて、ハリエット失踪についての謎解き。
    彼女は殺されたのではないか、一族の誰かの手によって。
    ヘンリックはそうにらみ、生涯をかけて調査を続けてきた。
    ミカエルが新たに資料に目を通し、足を進めることによって、徐々に見えてくる、一連の事件。
    それはとてもおぞましい事件たち。
    リスベットに非道な行為をする弁護士もかなりおぞましい。
    どちらも女性としては、恐怖と憤りを感じるばかりだ。

    ラストはほろっともさせられてしまう。

    あと、ご飯が美味しそう…とかちょくちょく思った私はのん気過ぎ??
    ちょっとカロリーは高めな感じではあるけれど、美味しそうだった。


    著者は書籍の発売を待たずして、50歳の若さでお亡くなりになった。
    上巻の訳者あとがきによると物語自体は第三部で落ち着いてはいるものの本当は第五部までの予定であったそうだ。
    『ミレニアム』によって読者は楽しみを得、著者自身もまだ書きたいと思っていたというのに…惜しくてたまらない。
    スティーグ・ラーソン氏に感謝をこめて。

  • 海外ものは、名前も覚えにくく(しかも登場人物多いし)、あまり得意な方ではないのですが、これはさすがに面白いです。

  • 「2011年 私のオススメの1冊」

    所蔵なし

  • スウェーデンの生活がわかると聞いたので興味あり!
    よみたい。

  • <あらすじ>
    月刊誌『ミレニアム』の発行責任者ミカエルは、大物実業家の違法行為を暴く記事を発表した。だが名誉毀損で有罪になり、彼は『ミレニアム』から離れた。そんな折り、大企業グループの前会長ヘンリックから依頼を受ける。およそ40年前、彼の一族が住む孤島で兄の孫娘ハリエットが失踪した事件を調査してほしいというのだ。解決すれば、大物実業家を破滅させる証拠を渡すという。ミカエルは受諾し、困難な調査を開始する。

    久しぶりの洋物。まだ、あと5冊?ある。
    登場人物が多いのと、名前難しすぎ。
    でも、かなり引き込まれてるかも。

    さぁ、続いて<下巻>に突入。

  • 静かなミステリーサスペンスとでも言おうか。

    スウェーデンの片田舎の街で40年近く前に起こった失踪事件、毎年届く謎の押し花、経済界の大物による圧力と対抗勢力。

    幾つかの謎が並行して進み、そこに雑誌「ミレニアム」の代表と、フリーの調査員というメイン2人、さらに様々な登場人物が、大変な魅力を持って描かれる。

    そう、まだ上巻では謎は謎として散りばめられているだけだが、登場人物で読ませてくれている感なのだ。先を楽しみに、下巻へ。

  • 以前よりずっと興味を惹かれており、書店に立ち寄る度手に取るものの、冒頭の複雑な家系図と膨大な数の登場人物に立ち眩みを起こし、中々手出し出来なかったが、いざ読み始めると何故もっと早く読まなかったのか!と後悔する程面白い。エンゲル係数ならぬヴァンゲル係数の高さに辟易するものの、ハリエット失踪の謎、ミレニアムの再興、リスベットの暗躍、同時進行する三つの筋がどう展開するのか期待に胸が膨らむ。翻訳小説の読み難さが殆どないのも有り難い。上巻丸々使って漸く舞台が整う程スロースターターだが、下巻は一気に話が動き出しそう。

  • すでにシリーズが5作目まで発表されているので、腰を上げるのが重かった。「そうだ、一気にすべてを読む必要などない、1作ずつ読んでいけばいいじゃないか」と気づいた。

    そこでこの1作目の上巻である。
    なかなかに説明が多いのと、登場人物が多いので、スムーズに物語に没入できなかったのだが、中盤からのめり込んだ。
    むさぼるようにページをめくった。
    これほど手に汗握った物語はそう多くはない。
    かつて読んだ「モンテ・クリスト伯」や「大聖堂」を彷彿とさせる、アップダウンの激しい展開に、時が経つのも忘れて読みふけった。まさにジェットコースターに乗っている気分だ。

    経済誌「ミレニアム」の発行責任者のミカエルと、セキュリティ会社に籍を置く謎めいた女リスペットの物語だ。
    二人の主役が物語の中で交錯してからが読みどころだ。
    大企業を営む一族の中の娘が、忽然と姿を消した理由を探し求める二人の前にそびえ立つ数々のトラップ。

    物語に没頭しているときに、いつのまにか息を止めて読んでいた。

  • おもしろかった
    北欧、財閥の名門一族、一族で住まう島、行方不明になった少女、ナチズム、...
    閉塞感を感じる暗さ、重さがよかったです

    なにより、リスベットが魅力的
    小さき者へ向けられる理不尽(だが、残念ながらよくある)暴力に対し、なすがままになっていないのが痛快
    「倍返しだー!!」精神を、あくまでクールに遂行するのが格好いい
    わたしのヒーローリストに追加です

    ミカエルは...ちょっと魅力が分からないかな、、
    エリカとの関係も進歩的すぎて理解できないし
    「お互いの家族も納得して」なら分かるのですが、そのせいで子供もいるのに離婚とか...
    う~ん、だらしないだけ、、?
    映画を先に見ていたので、ダニエル・クレイグがイケメンなので、まぁまぁ流しましたが
    なんだか、ミカエルに関しては、都合よすぎな印象で少し興醒めしてしまいました

    しかし、ここまで程度が酷くないとしても、社会的立場・身体的能力の弱い者への差別・暴力というのは、何処でも何時の時代でもあるものですね
    お互いの平和を尊重する、ただこれだけのことが、どれほど困難なのでしょうか

    今も、いろんな国で他人種蔑視の傾向が強まってますもんね
    日本でもそうですよね
    自分も気をつけたいものです

  • スウエーデン版、アメリカ版と先に映画を観てしまっていたので、結末も知ってるし…と中々手付かずで積読しておりましたが、友人が「これは絶対に読むべき!」といつになく強く勧めるのでようやく手に取りました。はい、なめてました。映像で観て満足した気になっていたのが恥ずかしい。確かに面白いです。このまま下巻に入ります!

  • 映画鑑賞済なので、人間関係は楽々!
    映画、かなり忠実に映像化されてるのね。

    北欧の、灰色の空を感じます。

  • これは…惹き込まれる!最初は裁判の報道の話で、そういう記事は普段の新聞記事とさして代わり映えしない気がしていたが、そこから展開する密室(島)失踪事件、そしてまだどう絡んでくるのかがわかっていないリスベットの話と、復讐劇を予感させる伏線…続きが気になります。

  • これはすごい

  • この作品に出会えたことを心から感謝したい。もうすばらしく面白い本だった。

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