ミレニアム2 火と戯れる女 (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫)

制作 : ヘレンハルメ 美穂  山田 美明 
  • 早川書房
4.20
  • (413)
  • (479)
  • (168)
  • (10)
  • (3)
本棚登録 : 2676
レビュー : 238
  • Amazon.co.jp ・本 (515ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784151792533

作品紹介・あらすじ

女性調査員リスベットにたたきのめされた後見人のビュルマンは復讐を誓い、彼女を憎む人物に連絡を取る。そして彼女を拉致する計画が動き始めた。その頃ミカエルらはジャーナリストのダグと恋人ミアが進める人身売買と強制売春の調査をもとに、『ミレニアム』の特集号と書籍の刊行を決定する。ダグの調査では背後にザラという謎の人物がいるようだ。リスベットも独自にザラを追うが、彼女の拉致を図る者たちに襲撃された。

感想・レビュー・書評

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  • ミレニアム1巻とは少し異なる面白さである。1巻では、読んでいる期間中、他のことが考えられなくなるほど夢中になり、一行でも読み進めたくて仕方がなかった。だが、2巻はややスローテンポで始まり、睡眠時間を削ることなく読めた。もちろん面白いことに違いはないが、今回は登場人物それぞれに、ゆっくりとスポットライトが当てられている印象を受ける。リスベットは正体不明でミステリアスだからこそ魅力的だったのだが、人間味のある面を見せてきており、徐々にそのヴェールが剥がされてゆく。個人的にはずっと正体不明のままでもよかったのだが… 一番笑ったのは、アルマンスキーとミミに「ブラジャーに何か詰めてる」と言われるシーン。アルマンスキーは実際に発言しておらず、心の中で思っただけだが、ちょっと失礼だろう。声を出して笑ってしまった。

  • 前半は割りとだらだらーっとしています
    映画のPART2にありがちな展開が小説で
    繰り広げられます。
    リスベット・サランデルの事が好きな人は
    ますます彼女のことが好きになるでしょう。
    でもこのあたりが個人的には下巻の感動につながったので
    なくてはならない導入部だと思います

    そしてミレニアム1ではよく見えなかったミカエルの
    キャラがここにきてやっと立ってきます。
    彼のことをただの優等生だと思っていたのですがさにあらず。
    彼のニュートラルな精神は羨ましくなるほどに特殊な才能です。

    話は1よりはこちらの方が現実味があって好きですね
    日本の刑事ドラマっぽくて、違和感がありませんし
    さらさらと読むことができます

    ただしリスベット・サランデル絡みは相変わらず黒くて重い。
    彼女の純粋ではない真っ直ぐな心に救われます

  • 前作の疾走感が衰えていない!

    あれほど大きく分厚い物語の後なのに、まったく勢いが余話回らないということに驚く。
    作者の底知れぬ力量がなせる技だ。

    今回の物語は、ロシアマフィアが絡んだ人身売買事件をめぐるミステリだ。リスベットとミカエルがそれぞれに調査を行い、またしても運命が交錯していく。物語の骨格は前作と同じだが、今度はより深くリスベットが幼少期に、彼女が精神病院送りになった謎が提示される。

    実際の事件や人物が登場する虚実ないまぜになった妙に生々しい物語がこの作品の特徴だ。
    下巻が待てない。

  • 北森さんの"邪馬台"もジョブズ伝記の2巻目もユニコーンの続きも、
    全てを放り出して上下巻と一気読みしてしまいました。

    今回は、リスベットの過去にまつわる、物語。
    始まりは穏やかに、徐々に様々な糸が交錯していき、加速していきます。

    また物語の構成がすごく丁寧で、登場人物の多さに惑うことなく、いけました。
    ん、副題の「火と戯れる女」の意味が、深いですね。

    そういえば、性の大らかさはキリスト教国にしては珍しい、、と思っていたら、
    意外に宗教観はフラットなようで、スウェーデン。

    ラスト、物語としては一区切りついていますが、
    消化されてない伏線が多々あるので、こちらは第3部に持ち込みとの事。

    その第3部の文庫版は12月上旬発売予定、、うーん、待ち遠しいです。

  • 読み出すと止まらなくなるから、このシリーズは非常に危険だ。シリーズ1よりも陰湿さが薄れたのは、主人公リスベットが外の世界に対してオープンになりつつあるから、そのような印象を受けるのだろうか。
    伏線の回収も見事で、映像的な描写が刺さる。

  • 続きが気になる。
    ひょっとすると1より面白いかも。
    先に小説を読んだほうがいいのでしょう。
    下巻へ急げ。

  • <あらすじ>
    女性調査員リスベットにたたきのめされた後見人のビュルマンは復讐を誓い、彼女を憎む人物に連絡を取る。そして彼女を拉致する計画が動き始めた。その頃ミカエルらはジャーナリストのダグと恋人ミアが進める人身売買と強制売春の調査をもとに、『ミレニアム』の特集号と書籍の刊行を決定する。ダグの調査では背後にザラという謎の人物がいるようだ。リスベットも独自にザラを追うが、彼女の拉致を図る者たちに襲撃された!

    やっぱり面白い。
    リスベットの過去が少し明らかになってくる。
    下巻も楽しみ。

  • 最初物語にどう関係あるのかなとだらだら読んでたらおも白くなってひと段落して新しいエピソードにはいって、急展開すぎて、すごい面白くなった
    けど問題なのは登場人物がカタカナすぎて誰が誰かわからん

  • 前作の上と同じ感じかな。

    状況説明的な部分が多い。
    でも、いろいろ伏線なのかな~~って
    そうやって読めば全然読める(^^)/

    で、終盤は一気に物語が動き出して
    一気に下になだれ込むって感じ(笑)

  • (13/4/3)

  • 影の組織が暗躍しだし、リスベットも姿をくらます。いったい何が起き始めたのか。
    今回は上巻から一気に引き込まれます。

  • 久々のヒット!映画を観ずに原作先に読んでよかった。
    今回リスベットサランデルは殺人事件の容疑者となってしまう・・
    この反社会的な人物リスベットは非常に魅力的な女性。前作のときより少しかわいらしい一面を見せてくれているように思う。
    読み終わるのがもったいない・・

  • 第二部に入ったぁ(=^ェ^=)リスベット・サランデルの過去に焦点を当てているんだね。
    カッレ君元気そうで何よりです(笑)
    大まかなストーリー展開は伏線もあって読みやすい。安定感あって面白いんだけどね(^O^)
    しかし性に奔放な人たちだなと思うのは偏見なんだろうか。(笑)

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「偏見なんだろうか。」
      えっ!と思ってる読者が多いような気がしますヨ。
      「偏見なんだろうか。」
      えっ!と思ってる読者が多いような気がしますヨ。
      2013/02/26
  • 2 作目は、もっと周りの人物の内面まで描かれて、ぐっと視野が広がった感じ。女性蔑視の刑事のムカつく冗談とか、リアリティーあるなあ。

  • 前作もそうだったが、本題に入るまでの前ふりが異様に長い。いつ始まるのかと我慢して読んだ。が、後半にかけて肝心な話が始まると、ぐいぐいと引き込まれた。今回はミステリーというよりは、リスベットの過去を探る内容。重厚なミステリーだった前回よりは劣るか。ただ、ミカエルら同じメンバーが活躍するのは楽しい。

  • ヴェンネルストレムから巻き上げたお金で世界各地を旅行するリスベット。そういうのを日本語で「失恋旅行」って言うのよリスベット…。

  • ミレニアム、ドラゴンタトゥーの女で、続きが気になる終わり方をしたリスベット。

    前作同様ヒロインとヒーローが一緒にいるシーンはほぼない。
    ない!なのに、この展開。
    サスペンスなのにラブストーリーみたい。
    そして、スケールがでかくなっております…前作が、孤島、遺産相続、親族争いなどと、ミステリーの王道をいっていたのに、対して、今回は、ミッションインポッシブル?グローバル犯罪?マフィア?インターネット犯罪?

    読む手が止まらなく、一気読み。もったいない笑

  • 後半は面白かったけど、前半はセックスシーンが多すぎ、、、

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「後半は面白かったけど」
      全巻通してのテーマだからね。。。合意の上での真っ当なそれと、金を稼ぐ道具扱いしたり、自らの欲望を満たすために弱い立...
      「後半は面白かったけど」
      全巻通してのテーマだからね。。。合意の上での真っ当なそれと、金を稼ぐ道具扱いしたり、自らの欲望を満たすために弱い立場の者に有無を言わせなかったりする、許せないそれとの対比になっている(それだけじゃないけど)。
      2012/06/19
  • リスベット頑なすぎる。
    恋しちゃったからさよならミカエルにはびっくりした。
    でも、なんか魅力あるんだよなぁ…。
    っかおじさんにモテるね、リスベット。
    さ!下も早く読もう!!

  • あ~、なんかやっぱり、この人の話って罪深すぎて怖いわ

    オープニングの数行でもろに引きこまれてしまったのだが、
    この好奇心が我ながら醜いと思う。
    こんな怖い状況を描かれてなおどんどん魅せられて読んでしまうことに
    自分自身の怖さを思い見る気がする。

    でもやっぱり読む。
    当然下巻速攻行く。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「この人の話って罪深すぎて怖いわ」
      引き込まれてドンドン読み進めてしまうけど、ムチャクチャえげつない話。読み終えると、面白かったとオエって感...
      「この人の話って罪深すぎて怖いわ」
      引き込まれてドンドン読み進めてしまうけど、ムチャクチャえげつない話。読み終えると、面白かったとオエって感じの両方に引っ張られる。
      そう思いながら、書き終わらなかった続編を残念に思ってしまう。。。
      2012/04/09
  • ミカエルが相変わらずモテモテ。

  • ドラゴンタトゥーの女と一緒で、上巻は周りの堀がためが大半でした。でも、最後の方から盛り上がってきます。
    サランデル!何処にいてるんだー!(笑)サランデルのファンになりつつあるので、その過去も気になるところです。
    読みたい衝動を掻き立てられますね。
    下巻は、最後まで盛り上がってくれたらいいと思います。

  • ミカエルとリズベットの破局と腐れ縁。
    モヤモヤする感じで下へ続く。下巻も一緒に買えばよかったと後悔。
    リズベットが殺したとは思えないから何かしらトリックがあるんだろうけど…本屋に下巻買いに行く間くらいは自分であれこれ考えてみよう。

  • ミレニアムシリーズ本棚登録 読了済み

  • またまた、料理の下ごしらえ中
    と言った感じでダレます。
    下巻で巻き返すか?

  • かつてリスベットにコテンパンにされたビュルマン弁護士は、彼女に対する憎悪を生きる糧としていた。
    ビュルマンは、自分と同じくリスベットに深い憎しみを抱く同胞とも言える人物に思い当たり、リスベットを葬ろうと画策する。

  • kindle版のため、上下巻合版でした。とても読み易く引き込まれる文章で、あっという間に読んでしまいました。

    ただの復讐劇かと思いきや、あれよあれよと陰謀が明るみになり、最後の黒幕は父親という展開に、驚きました。

    映画でも観てましたが、映画よりも繊細で細かな描写。パオロは映画よりも本の方がカッコイイ!(映画では本物のパオロさんが演じているけれども)

  • 2(上)もやっぱり面白い。(下)が楽しみ。

  • "今回の主人公は、リスベット・サランデル。たぐいまれな才能を持ちつつ人とのコミュニケーション能力が著しく低いため周囲からは、精神に異常をきたした変わり者とみられてしまう。
    彼女のような能力を持てたらどんなにいいだろう。
    羨ましくなるほどの才能を持つ彼女が事件に巻き込まれる。
    あれだけ慎重に目立たないような生活を送ってきたのに・・・
    上巻では、静かな生活と過去の回想が中心で、事件が発生してから警察の動きを追いかける展開。下巻が楽しみだ。"

  • 第1部と同じく、上巻が終わる頃には続きが気になって仕方なくなっている!!

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