ミレニアム2 火と戯れる女 (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫)

制作 : ヘレンハルメ 美穂  山田 美明 
  • 早川書房
4.20
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  • (10)
  • (3)
本棚登録 : 2651
レビュー : 234
  • Amazon.co.jp ・本 (515ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784151792533

作品紹介・あらすじ

女性調査員リスベットにたたきのめされた後見人のビュルマンは復讐を誓い、彼女を憎む人物に連絡を取る。そして彼女を拉致する計画が動き始めた。その頃ミカエルらはジャーナリストのダグと恋人ミアが進める人身売買と強制売春の調査をもとに、『ミレニアム』の特集号と書籍の刊行を決定する。ダグの調査では背後にザラという謎の人物がいるようだ。リスベットも独自にザラを追うが、彼女の拉致を図る者たちに襲撃された。

感想・レビュー・書評

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  • ミレニアム1巻とは少し異なる面白さである。1巻では、読んでいる期間中、他のことが考えられなくなるほど夢中になり、一行でも読み進めたくて仕方がなかった。だが、2巻はややスローテンポで始まり、睡眠時間を削ることなく読めた。もちろん面白いことに違いはないが、今回は登場人物それぞれに、ゆっくりとスポットライトが当てられている印象を受ける。リスベットは正体不明でミステリアスだからこそ魅力的だったのだが、人間味のある面を見せてきており、徐々にそのヴェールが剥がされてゆく。個人的にはずっと正体不明のままでもよかったのだが… 一番笑ったのは、アルマンスキーとミミに「ブラジャーに何か詰めてる」と言われるシーン。アルマンスキーは実際に発言しておらず、心の中で思っただけだが、ちょっと失礼だろう。声を出して笑ってしまった。

  • 前半は割りとだらだらーっとしています
    映画のPART2にありがちな展開が小説で
    繰り広げられます。
    リスベット・サランデルの事が好きな人は
    ますます彼女のことが好きになるでしょう。
    でもこのあたりが個人的には下巻の感動につながったので
    なくてはならない導入部だと思います

    そしてミレニアム1ではよく見えなかったミカエルの
    キャラがここにきてやっと立ってきます。
    彼のことをただの優等生だと思っていたのですがさにあらず。
    彼のニュートラルな精神は羨ましくなるほどに特殊な才能です。

    話は1よりはこちらの方が現実味があって好きですね
    日本の刑事ドラマっぽくて、違和感がありませんし
    さらさらと読むことができます

    ただしリスベット・サランデル絡みは相変わらず黒くて重い。
    彼女の純粋ではない真っ直ぐな心に救われます

  • 前作の疾走感が衰えていない!

    あれほど大きく分厚い物語の後なのに、まったく勢いが余話回らないということに驚く。
    作者の底知れぬ力量がなせる技だ。

    今回の物語は、ロシアマフィアが絡んだ人身売買事件をめぐるミステリだ。リスベットとミカエルがそれぞれに調査を行い、またしても運命が交錯していく。物語の骨格は前作と同じだが、今度はより深くリスベットが幼少期に、彼女が精神病院送りになった謎が提示される。

    実際の事件や人物が登場する虚実ないまぜになった妙に生々しい物語がこの作品の特徴だ。
    下巻が待てない。

  • 北森さんの"邪馬台"もジョブズ伝記の2巻目もユニコーンの続きも、
    全てを放り出して上下巻と一気読みしてしまいました。

    今回は、リスベットの過去にまつわる、物語。
    始まりは穏やかに、徐々に様々な糸が交錯していき、加速していきます。

    また物語の構成がすごく丁寧で、登場人物の多さに惑うことなく、いけました。
    ん、副題の「火と戯れる女」の意味が、深いですね。

    そういえば、性の大らかさはキリスト教国にしては珍しい、、と思っていたら、
    意外に宗教観はフラットなようで、スウェーデン。

    ラスト、物語としては一区切りついていますが、
    消化されてない伏線が多々あるので、こちらは第3部に持ち込みとの事。

    その第3部の文庫版は12月上旬発売予定、、うーん、待ち遠しいです。

  • 読み出すと止まらなくなるから、このシリーズは非常に危険だ。シリーズ1よりも陰湿さが薄れたのは、主人公リスベットが外の世界に対してオープンになりつつあるから、そのような印象を受けるのだろうか。
    伏線の回収も見事で、映像的な描写が刺さる。

  • 続きが気になる。
    ひょっとすると1より面白いかも。
    先に小説を読んだほうがいいのでしょう。
    下巻へ急げ。

  • <あらすじ>
    女性調査員リスベットにたたきのめされた後見人のビュルマンは復讐を誓い、彼女を憎む人物に連絡を取る。そして彼女を拉致する計画が動き始めた。その頃ミカエルらはジャーナリストのダグと恋人ミアが進める人身売買と強制売春の調査をもとに、『ミレニアム』の特集号と書籍の刊行を決定する。ダグの調査では背後にザラという謎の人物がいるようだ。リスベットも独自にザラを追うが、彼女の拉致を図る者たちに襲撃された!

    やっぱり面白い。
    リスベットの過去が少し明らかになってくる。
    下巻も楽しみ。

  • 最初物語にどう関係あるのかなとだらだら読んでたらおも白くなってひと段落して新しいエピソードにはいって、急展開すぎて、すごい面白くなった
    けど問題なのは登場人物がカタカナすぎて誰が誰かわからん

  • 前作の上と同じ感じかな。

    状況説明的な部分が多い。
    でも、いろいろ伏線なのかな~~って
    そうやって読めば全然読める(^^)/

    で、終盤は一気に物語が動き出して
    一気に下になだれ込むって感じ(笑)

  • (13/4/3)

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