ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士(上) (ハヤカワ・ミステリ文庫)

制作 : ヘレンハルメ 美穂  岩澤 雅利 
  • 早川書房
4.35
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本棚登録 : 2374
レビュー : 190
  • Amazon.co.jp ・本 (583ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784151792557

作品紹介・あらすじ

宿敵ザラチェンコと対決したリスベットは、相手に重傷を負わせるが、自らも瀕死の状態に陥った。だが、二人とも病院に送られ、一命を取りとめる。この事件は、ザラチェンコと深い関係を持つ闇の組織・公安警察特別分析班の存在と、その秘密活動が明るみに出る危険性をもたらした。危機感を募らせた元班長は班のメンバーを集め、秘密を守る計画を立案する。その中には、リスベットの口を封じる卑劣な方策も含まれていた。

感想・レビュー・書評

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  • 登場人物多くてパンクしそうになりながらもスムーズに読めるのは書き手のテクニックありきなんだろうな。
    いよいよ次がラストかー。感慨深い。

  • カンソウハゲカンニテ

  • ザラチェンコを襲い、その顔と足に斧を突き立てたリスベットだったが、頭部に弾丸を受け、病院へ担ぎ込まれる。
    優秀な医師の処置により、奇跡的に生還したリスベットは、ザラチェンコの2つ隣の部屋へと入院させられた。
    ザラチェンコも一命をとりとめ、お互い重症を負いながらも、互いの命を狙っていた。

  • 先に映画を見ていて、直後に読んだのですが、3に関しては、映画は薄っぺらくて、小説の方が断然濃くて面白いです。映画では、エリカの身の上が一切省略されています。

    リスベットも、小説の方が心の移り変わりや、心の機微が感じられて、とても豊かな感情を持っている人物(表現は論理的で少ないが)に描かれています。

    全ての点と線が繋がり、集結してスッキリしました!ミカエルのフェミニスト故に女たらしの性格だけが、最後まで馴染めませんでしたが(´Д`ι)

  • やはり面白い
    これだけ登場人物が多いのに引き込ませるのはさすが。

  • 2巻に比べると非常に面白い。いや、2巻があってこその3巻なのだが、まさかこういう形で面白くなるとは予想していなかった。複雑に深く絡み合う事件の真相が、徐々に明らかになっていく過程が素晴らしい。後半からハラハラしっぱなしで、物語に強く引き込まれる。お気に入りのシーンはたくさんあるが、一番はエリカがSMPで奮闘している姿だ。ある記者に話した言葉が印象的である。たしか、出口治明氏も似たようなことを言われていた。その時は、ネタではなくニュースの解釈方法だったか。

    「そのネタを流したのは誰か、どんな理由で流したのか、それによって利益を得るのは誰かを調べるの」

  • "リスベットとサランデルの親子対決は、あっけなく第三者の登場で決着がつく。その第三者の存在が第三巻「眠れる女と狂卓の騎士」のストーリーを引っ張るガジェットだ。
    国家的な陰謀が渦巻く世界を多くの登場人物がそれぞれの役割を演じ、次の展開が待ち遠しい。ジャーナリストは多くの証拠を確保しつつ公表のタイミングを手探りする。陰謀をめぐらす側は、着実に証拠を隠滅し、主要人物を消し情報操作も繰り広げる。
    手に汗握る展開に我を忘れて読みふける。
    さぁ下巻を手に引きこもろう。"

  • こんなにドキドキしながら読み進められる小説は少ない。
    次の1冊で終わってしまうことが寂しい。

  • ミレニアム2からの完全な続きのため、初っ端から息のつかせぬ展開に、過去のシリーズ以上に没頭した。

  • 実質的に、ミレニアム2と一続きなのだが、3になってから物語の幅が一気に広がって、政治サスペンスの様相を呈してきた。もはや純然たるミステリとは呼べないかもしれないが、面白いからそんなことはどうでもよい。

    リスベットの幼少期の秘密が明らかになったが、家族同士の闘争がすさまじい。
    いくらお互いに愛情がなくてもこんなになるものだろうか。

    これが日本国内を舞台にしたらどんな物語が産まれるだろうかとふと考えた。福井晴敏あたりならよい作品が作れるかもしれないと思った。

    いざ下巻へ!

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