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Amazon.co.jp ・本 (544ページ) / ISBN・EAN: 9784151801020
作品紹介・あらすじ
華やかなレースのスタートを血に染める銃弾一発。またしてもサンドハムン島は震撼する
感想・レビュー・書評
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サンドハムン・シリーズ2作目。
スウェーデンの女性作家による人気シリーズです。
ストックホルムの東方に広がる群島の中の一つ、美しい砂の島サンドハムン。
前作から1年後の夏、華やかな国際ヨットレースの時期に、まさしくレース開始のときに事件が!
王立スウェーデンヨット協会の理事オスカルが射殺されたのだ。
島は大騒ぎになります。
警部のトーマスは、先輩のマルギットと共に捜査に当たることに。
ヨット協会で何が起こっていたのか‥?
裕福なオスカルは自信満々な男、愛人を作って家には寄り付かない生活でも、妻は見て見ぬふりをしてきたとわかってきます。
トーマスの幼馴染のノラは、島の住人。
思いがけず遺産として伝統ある屋敷を受け継ぎ、どうしたものか悩んでいました。
夫のヘンリクはこれを売って高級住宅地(オスカルも豪邸を持っていた地区)へ引っ越そうと熱心に動きます。
妻の気持ちを考えない様子にノラは悩み、ついに‥?
社交家で坊ちゃん育ち、ハンサムだけど思いやりのないヘンリクは、姑の言うがまま。
最後になって反省はするのですけど‥
大恋愛で結婚した相手に弱かったノラがついに切れるあたりは、夫の立場で読むと、ちょっと怖いかも?
トーマスのほうはずっと穏やかでノラのことを理解しているけれど、これも‥女性関係については、けっこうダメなんじゃぁ‥?(苦笑)
作者は代々サンドハムン島で夏を過ごしてきたそうで、美しい風景や歴史ある建物の描写に実感と愛情がこもっています。
訳文も滑らか。
2作目のほうが大きな動きのある事件で、ミステリとしても、主人公二人の人生の展開としても面白い。
話が繋がっているので、これは1作目から読んでくださいね☆詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2014年8月3日読了。
前作にも増して、ノラの夫ヘンリクにイライライラーッ!
んもうっ!こーんな高慢ちきな男とは、とっとと別れちゃいなよ、ノラ! -
刑事トーマスと幼なじみノラのシリーズ2弾。スウェーデンの群島の一つ、サンドハムンを舞台にしたミステリー。前回とは全然違って、北欧ミステリーっぽさが出てきて、面白かった。前作は前作でよかったけど。一作目でやめないでよかった。事件にまつわる人間関係や、小さな島での暮らしの細々が書かれていて楽しい。なにより、主人公ノラの家族関係が気になるよ。
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ミステリーの本筋(トーマスのパート)はオーソドックスな感じでなかなかでした。でも中盤で犯人と動機わかっちゃいましたね……ここでミスリードを狙っているんだろうな〜という感じ。
ノラは前回ほど事件に絡んでいなくて残念。ずっと夫婦喧嘩を見せられてストレスだったので、途中からノラとヘンリクのパートは読み飛ばしました笑
作者は何を伝えたいんでしょうね。
あと1作日本語訳が出ているけど、おそらく読まないかな。 -
「ヴィヴェカ・ステン」の長篇ミステリー作品『夏の陽射しのなかで(原題:I den innersta kretsen)』を読みました。
『静かな水のなかで』に続き「ヴィヴェカ・ステン」の北欧ミステリ作品です。
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【北欧発 好評シリーズ第二弾】
サンドハムン島の観光シーズンを盛り上げる、恒例の外洋ヨットレース。
多くの観客やマスコミが見守る中、スタートを待つ参加艇がずらりと並ぶ。
鳴り響くスタートの号砲。
その瞬間、レースの本命だった高名な弁護士が、自艇の舵輪の前で血を噴き出して倒れた。
狙撃されたのだ。
現場に居合わせた「トーマス警部」は直ちに捜査に着手。
しかし被害者の人間関係は複雑で捜査は難航する。
犯人の動機はどこに?
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ストックホルム群島に位置するリゾート・アイランドのサンドハムンを舞台に、ナッカ署刑事課の「トーマス・アンドレアソン警部」と、「トーマス」の幼馴染みで女性法律家の「ノラ」が活躍するシリーズ(サンドハムンシリーズ)の第2作、、、
本作品は、序盤から第1作『静かな水のなかで』のネタバレが続出で、前作を読んでいることを前提で描かれている作品なので、読む順番を誤ると第1作が愉しめなくなります… 要注意ですね。
北欧最大の外洋ヨットレース<ゴットランド・ルント>のレース開始を知らせるスタートの号砲にあわせて銃弾が発射され、王立スウェーデンヨット協会(KSSS)の第一副会長でレースの本命だった高名な弁護士「オスカル・ユリアンデル」が狙撃された、、、
彼はKSSSの次期会長に指名されており、人気の破産管財人だったことから、マスコミは大騒ぎを始める… 現場に居合わせたナッカ署の「トーマス・アンドレアソン警部」は、直ちに捜査に着手した。
遊ぶお金に不自由がなく、どこに行っても女が寄ってくるという「オスカル」の日常生活は、20年に亘り秘書の「エーヴァ」が管理しており、その人間関係は複雑だった… 奔放な女性関係やコカイン常習等の私生活が徐々に明らかになるものの、容疑者は浮上せず捜査は難航、、、
そんな中、「トーマ」スは、「オスカル」の持ち物から、タックス・ヘイヴンとして有名なリヒテンシュタインの銀行で発行された、個人向けのプラチナカードを所持していたことを発見… 銀行の法務部に勤務しているノラの助けを借りて調査を進める。
「ノラ」の献身的な調査により「オスカル」は、ある企業と不正な取引をして財産を築いていたことが判明… しかし、殺された動機や容疑者の絞り込みについては、依然、難航していた、、、
捜査が行き詰まる中、次なる犠牲者が… KSSSの管理委員長「ニリエン」が自宅前で狙撃されて死亡する事件が発生した。
犠牲者の二人をつなぐのはKSSSだけ… そして、「ニリエン」を銃撃した人物は、「ニリエン」の自宅正面の倉庫に侵入して狙撃したことが判明、、、
容疑は倉庫の持ち主で、「オスカル」の死によりKSSSの次期会長候補となった「イングマール・フォン・ハーネ」に容疑が向けられる… いやぁ、愛憎の絡んだ事件なんだろうとは思いましたが、まさか、同性愛が事件の根幹にあるとは気付きませんでしたね。
「ニリエン」が愛する相手… 付き合っている相手は、てっきり女性だと思っていましたもんね、、、
名前を「インディ」というニックネームで呼んでいたことで、うまくミスリードさせられちゃいました… うん、異常に自己顕示欲の強い女性は怖いなぁ と感じさせる作品でした。
でも、イチバンしたたかだったのは秘書の「エーヴァ」かも、、、
結局、「オスカル」の死により持ち主不在となった不正なお金(800万ドル程度)は、彼女のモノになっちゃったんですもんね… このエンディングは、なかなかブラックで面白かったですね。
そして、やはり本シリーズの魅力にひとつは、「トーマス」と「ノラ」の私生活が描かれるサイドストーリーの部分… 今回は、かなりのボリュームが割かれていて、事件のことよりも、こっちの方が印象に残りましたね、、、
娘を喪ったことや妻と離婚したことが心の傷となっており、不器用で内省的な「トーマス」と彼を一途に愛する「カリーナ」との恋愛関係や、義母「エレン」や夫「ヘンリク」に理解してもらえず苦しむ「ノラ」… 特に高圧的で自分の価値観を押し付けようとする「ヘンリク」の言動にはイライラさせられました。
この先どうなるのかな… 気になります、、、
続篇を早く読んでみたいですね。
以下、主な登場人物です。
「トーマス・アンドレアソン」
ナッカ署刑事課の警部
「マルギット・グランクヴィスト」
ナッカ署刑事課。トーマスの先輩刑事
「ヨーラン・ペーション」
ナッカ署刑事課刑事部長。通称"親父"
「カリーナ」
"親父"の娘
「ペニラ」
トーマスの別れた妻
「ノラ・リンデ」
トーマスの幼馴染み。銀行の法務部勤務
「ヘンリク」
ノラの夫。放射線医
「アダム」
ノラとヘンリクの長男
「シモン」
ノラとヘンリクの次男
「オスカル・ユリアンデル」
KSSSの第一副会長。弁護士
「シルヴィア」
オスカルの妻
「ハンス・ルーセンフェー」
KSSSの会長
「ブリッタ」
ハンスの妻
「イングマール・フォン・ハーネ」
KSSSの第二副会長で書記
「イサベル」
イングマールの妻
「マルティン・ニリエン」
KSSSの管理委員長
「アルヴィッド・ヴェリーン」
KSSSのクラブ委員長
「フレドリク・ヴィンベリ」
エメラルド・ジン号の航海士
「ハルロッテ・エーマン」
ナッカ区裁判所の検事 -
うん、やっぱり上手に書けてる作品は読みやすい。
で、トーマスとノラがくっつくわけでしょ?
そこらへんの進み方がまどろっこしい。
TVドラマ向けに引っ張ってる? -
サンドハムン島の観光シーズンを盛り上げる、恒例の外洋ヨットレース。多くの観客やマスコミが見守る中、スタートを待つ参加艇がずらりと並ぶ。鳴り響くスタートの号砲。その瞬間、レースの本命だった高名な弁護士が、自艇の舵輪の前で血を噴き出して倒れた。狙撃されたのだ。現場に居合わせたトーマス警部は直ちに捜査に着手。しかし被害者の人間関係は複雑で捜査は難航する。犯人の動機はどこに?好評シリーズ第二弾。
ミステリとしては普通。むしろ登場人物の人間模様を味わうシリーズだと思う。 -
最後の女性の逃亡場面が単純すぎたが、その後にさらに女性が得をするという話は筋書きが面白い。
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…お、おぉそうくるか。
ヴィヴェカ・ステンの作品
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