ケチャップ・シンドローム (ハヤカワ・ミステリ文庫)

  • 早川書房 (2015年10月22日発売)
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感想 : 8
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Amazon.co.jp ・本 (416ページ) / ISBN・EAN: 9784151815010

作品紹介・あらすじ

イギリスの女子高校生ゾーイは自分の秘密を手紙に書き、アメリカの死刑囚に送る……〈自分らしい女性のための小説レーベル〉第1作。

感想・レビュー・書評

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  • ミステリ

  • 1年前に読んだけど、あらすじ読んでも全然思い出せなくて再読 ヤバイナ(一一")やっぱ本棚に登録していかないと…痛感

    アーロンはブラジルなんか行かないでゾーイを励まし一緒に乗り越えてサンドラ(兄弟のお母さん)に孫の顔見せてやってほしかったけど、まぁ、そんなどあつかましさはこの若い二人にはないかw 
    それにしてもサンドラは、踏んだり蹴ったり状態で気の毒すぎる 元旦那は再婚で浮かれてるし、次男は事故死、次男の彼女からは冷たくされ、長男はブラジルへ放浪の旅、そら、アル中にもなるやろ これからどうやって生きて行けというねん こうなったらアーロン、明るいブラジル娘ゲットして孝行息子になってサンドラを安心させてやってくれ

  • 読んで良かった。「沈黙の殺人者」からのエドガー賞つながりで。主人公も次女も三女もとても好もしい。積雪の図書館の場面も好きだし。誰がいなくなったのだーのミステリ要素も好きだ。夏目漱石の「こころ」が読みたくなる。

  • 2016.01.31

  • ハヤカワ文庫のレーベル内レーベル、〈my perfume〉のうちの1冊。
    若い読者を想定しているだけあって、読みやすく、主人公の揺れ動く心理状態、若さゆえの無鉄砲さ(浅はかさ、と言い換えてもいい)が丁寧に描かれている。書簡体というのも主人公を深く描写するには適していると感じた。

  • 女性独特の自己中さ×思春期独特の浅はかさの最強タッグで贈るドロドロ恋愛ミステリなんだけど、このドロドロさは確かにケチャップみたいなポップさがあるなぁと感じます。

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