- 本 ・本 (464ページ)
- / ISBN・EAN: 9784151824517
作品紹介・あらすじ
屑鉄置場で発見された全裸女性の遺体。新米記者のレベッカは、事件がユダヤ教徒の閉鎖的社会で隠蔽されるのに気づき、真相を追う
感想・レビュー・書評
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地味というか、進行が恐ろしく遅く、要するに情報が少なく、自分向きかなー、と。記者が主人公。ユダヤコミュニティ出身。仕事で事件を調べていたら、警察が手を出せない内にユダヤ教超正統派自警団に死体からごっそり隠蔽されてしまった。じゃあこの事件も表面だけなぞって終わりねー。そうならなかったのは、母親(赤んぼの頃に失踪したまま)の知り合いだったという自称警官が現れ、主人公を事件においでおいでする。閉鎖的なコミュニティが破壊されるのを密かに望んでいる人達がいて、実際壊れちゃった人の犯行だった。あれ、ネタバレか?
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もっとユダヤ教超正統派コミュニティの陰謀めいた怪しいミステリかと思っていたら・・・。ユダヤ教超正統派の家に生まれなくてよかった。
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ニューヨークが舞台
レベッカ:新聞記者(地方通信員)
トニー:レベッカの恋人
レベッカは乳児の時に生き別れになった母親のことをずっと憎んでいたのに、最後の展開がちょっと拍子抜け
レベッカが恋人トニーに取材で得た事件内容をべらべら話すのがイラついた なんで仕事とプライベート分けないの? レベッカが頭の悪い女性に見えてしまう いろんな箇所が、いろんな意味で残念だった
N.Y.ブルックリンの中のユダヤ人社会 大都会の中で厳しい戒律(ユダヤ教超正統派)に縛られながら生きていく女性信者たちの心の葛藤はよかった -
"あなたは理解しているのか”
これに尽きると思う。