生か、死か 下 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

  • 早川書房 (2018年3月6日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (336ページ) / ISBN・EAN: 9784151832529

作品紹介・あらすじ

出所日前夜に突如脱獄した男。たった一日さえ待てば、自由も金もすべてが手に入ったはずなのに……。その決断の裏隠された陰謀とは?

感想・レビュー・書評

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  • 泣いた!。゚(゚´Д`゚)゚。

    全てのパーツが提示され、謎が謎でなくなってからのスピード感がえげつない

    「これでもう分かったでしょ?でもね…こっからが本番」

    著者マイケル・ロボサムの声が確かに聞こえた

    追う者、追われる者、真実に辿り着いた者、真実を思い出した者、全てが愛と涙のゴールに向かって走り出した瞬間からページを捲る手が止まらない

    人は愛のためならどんな状況にも耐えられるのか

    主人公オーディが逃亡の末に辿り着いた「喝采」に涙せよ!

    • マリモさん
      え、なんか「読むなよ読むなよ」的な?
      ご期待にお応えして(?)あんまり死なないなら読もうかな。
      まぁ、色々とバラバラに登録してるだけで、...
      え、なんか「読むなよ読むなよ」的な?
      ご期待にお応えして(?)あんまり死なないなら読もうかな。
      まぁ、色々とバラバラに登録してるだけで、手を出してないジャンル多いんですよ。翻訳ものは特によくわからないので参考にさせていただきま〜す。
      2023/10/11
    • ひまわりめろんさん
      読むなよ、読むなよ、ぜぇっ〜たいに読むなよ!
      読むなよ、読むなよ、ぜぇっ〜たいに読むなよ!
      2023/10/11
    • マリモさん
      ぽち(予約)
      ぽち(予約)
      2023/10/11
  • オーディ・パーマーと獄中で仲のよかった受刑者モスは、何者かによって刑務所から連れ出され、妻の命と引き換えに脱獄したオーディを探し出すよう命じられる。また、事件の捜査に当たるFBI特別捜査官デジレーも、十一年前の現金輸送車襲撃事件を見直していた。ふたりはやがて、事件の裏にひそむ巨大な権力の存在に気づく。

    終末に向けての盛り上げ方はなかなかのものであった。今まで読まなかったのはもったいない。

  • (上巻より)

    結構早い段階で、
    現金輸送車襲撃事件でオーディを撃った保安官の息子が、
    オーディの脱獄の理由だとわかってしまうので、
    ミステリーというよりかは、ラブストーリーという感じ。

    ジェフリー・ディーヴァーだったら、
    復讐のために保安官の息子に近づいたように見せかけて、
    どんでん返しにしてくれるのに、と勝手に思ってしまった。

    途中で捜査から外されてしまう、
    FBIの女性捜査官が身長が160センチ弱という小柄な設定で、
    いい味を出していた。
    モスと一緒にオーディを追う、いや助けに行くところが山場だった。

  • モスが強すぎ。敵役、誰がどうなったがはっきりしないところがありで、カタルシス感が今一つのまま。

  • 謎解きの緊迫感より主人公オーディの生きざまが壮絶すぎた下巻。ミステリというより一人の男の人生のドラマを堪能する。受刑者仲間のモス、デジレー捜査官のキャラクターもそれぞれ描き込まれ、さらに大勢の人間模様が入り乱れて真相にたどり着く展開に大満足。

  • 泣ける

  • 途中でようやくパズルのピースがハマったときの爽快感がすばらしい。読後の後味もよし。

  • よもや、これほどのミステリと遭遇するとは予想だにしなかった。やはり長生きはするものだ。10年間服役した男が出所予定日の前日に脱獄をする。その理由は最後まで判らない。
    https://sessendo.blogspot.jp/2018/04/10.html

  • ちょっと期待し過ぎてしまった感。
    とはいえオーディの愛の深さには恐れ入る。
    釈放前日に脱獄する理由はただひとつ。約束を守るため。

    映像化したら面白そう。(でも投獄中のシーンとか残酷だろうなぁ)
    つーか保安官くそすぎる。

    オーディもミゲルもモスも幸せでありますように。

  • 文庫落ちにて再読。最高や。

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著者プロフィール

マイケル・ロボサム Michael Robotham
1960年にオーストラリアの小さな町で生まれ、19歳でシドニーの新聞社の記者となった。
14年間、オーストラリア、イギリス、アメリカで新聞記者、雑誌記者として働き、1993年にゴーストライターとなって政治家、ポップスター、冒険家などの自伝を執筆した。
うち12冊がベストセラーとなり、累計200万部以上売れた。
デビュー作『容疑者』(集英社刊)以降マイケル・ロボサムの作品は25の言語に翻訳され、英国推理作家協会(CWA)ゴールド・ダガー賞、オーストラリア年間最優秀小説賞、ネッド・ケリー賞長編賞を受賞している。

「2021年 『誠実な嘘』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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