狐には向かない職業 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

  • 早川書房 (2023年9月5日発売)
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本 ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784151857010

作品紹介・あらすじ

気難しいヒキガエルのオットーの死体が発見される。地元紙記者のキツネ、ヴェラは、ヒグマの警察副署長オーヴィルと事件を追うが

感想・レビュー・書評

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  • 動物たちが文化的に暮らす平和な村で、突然の殺ヒキガエル事件。ほのぼのしているのかしていないのか。果敢に調査にあたる女性新聞記者のキツネ「ヴェラ」の事件簿。

    原題はこの村の名前なんだけど、邦訳のタイトルが大優勝すぎる。たしかに少しコーデリアを思わせるところも。カバー絵の雰囲気もバッチリ

  • 文章は好みだったのと動物が人間みたいに動いてる世界観は割と好きです。
    子供向け感。

  • 動物たちが平和に暮らす村、シェイディ・ホロウ。ある日起きた殺人事件の謎の究明のため、キツネの新聞記者ヴェラが友人であるカラスの書店主レノーアの力を借りつつ調査に乗り出す。
    登場キャラクターが全員動物ということもあり、殺人事件を題材としているわりにどこかほのぼのとした雰囲気。個人的には、もう少しその生き物ならではの特性が活かされていたらなお楽しめたかなとも思う。とはいえ作品全体の雰囲気は嫌いではないし、クマのキャラクターの名前がセオドア・ミードだったり、レノーアの経営する書店の名が〈ネヴァーモア書店〉だったりと、遊び心にあふれているところが好きだ。続編も期待したい。

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