sadaharu373さんの感想
2013年3月7日
内容は時空を行ったり来たりしながら、あるできごとを止めようとする者と、行おうとする者のせめぎあいをダイナミックに描いています。そこに遠大なる時間の概念や、生命、種族・・・と言った様々なことが絡んできます。いや~すごい。女性の大御所が描くファンタジーは男性が描くモノとは違った繊細さがありますね。何度も何度も読み返さないと、ちょっと分からないかもしれないけど、一度読んだだけで面白いと思えるマンガでした。
漫画家。1976年『ポーの一族』『11人いる!』で小学館漫画賞、2006年『バルバラ異界』で日本SF大賞、2012年に少女漫画家として初の紫綬褒章、2017年朝日賞など受賞歴多数。 「2022年 『百億の昼と千億の夜 完全版』 で使われていた紹介文から引用しています。」