24人のビリー・ミリガン 上 ある多重人格者の記録

  • 早川書房 (1992年9月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (332ページ) / ISBN・EAN: 9784152035257

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

多重人格というテーマを扱ったこのノンフィクションは、精神構造への深い興味を引き起こします。主人格や異なる人格たちが持つ性格や国籍、言語、さらには性別や体格の違いが描かれ、読者はその複雑さに圧倒されます...

感想・レビュー・書評

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  • 「アルジャーノンに花束を」「5番目のサリー」と読み、たどり着いた、24重人格者のノンフィクション。

    中高生時代に読んだが、すごく難しかった。
    そして多重人格など精神構造に対する深い興味を持った。

    殻にこもる主人格。
    平常時を管理するアーサーと、非常時のレイゲン。
    彼らは性格だけでなく、国籍も、言語も、年齢も、ましてや体格や力も異なる。
    男性の中に、女性の人格もいるし、部分的な人格もいる。

    ノンフィクションなので物語的な面白さではないが、「すごかった」。

  • アルジャーノンに花束を、に感動してこちらの作品もよんでみることに。伏せんが所々あり、だんだん話を掘り下げて行くなかで回収されていく。ミステリー、ホラー、好奇心を刺激する物語として面白く読めた。
    現実には、犯罪者を精神病で擁護するのは被害者・遺族感情からしたら糾弾すべきことであるが…。
    最初の人格が養父からの性的虐待よりずっと前から現れているのは、もともと先天的に脳に異常があり、そこから次々と都合に応じて23の人格ができていったのか。
    しかし養父いわく、虐待はしておらずビリーは嘘つきな子だった、と。…一人一人の人格の設定を作り上げているのだとしたら、性的虐待もその設定のひとつであると考えられなくもない…。その真偽は不明だが、それを別にしても、IQ、脳波などの裏付けは彼が彼だけで造られていないと物語っている。
    更に、ロシア人訛りの英語とか、違う言語で手紙を書くとか、サヴァン症候群の一種ではないだろうか?よりドラマチックに演じられるだけの天才的な頭脳だということはいうまでもない。口絵の彼らの肖像画も奇妙。

  • 一度読みかけて放置してたのを日本の心理学者が著書の中で「ダニエル・キイスもミリガンには騙された」といっているのを見かけて再トライ。とりあえず、その心理学者が本人を診てもいないのに嘘吐き扱いしたのは大きな間違いだなと再認した。

  • 昔読んで衝撃を受けた本を再読中。

    ノンフィクション…
    SFのような話。今Netflixでも映像が見れたりして、補完しながら改めて読んでいる。

    人間の心の働き等解明されていることがまだまだ多すぎる。

  • 頭の中に、みんなで住んでいれば寂しくないね… とも思いましたが自分の記憶が他の人格分削られるというのはどういった気分なのだろうか、酒を飲み過ぎて意識がトブのとは比べ物にならない恐怖だと思いました

  • ずっと気になってた人だった

    壮絶……彼を馬鹿にして障害者だと罵った人達に
    彼がどんなに苦しい想いをしてきたか知って欲しい
    大人とは、教師とは、子供に何をしてくれる?
    色々と考えさせられる…

    「時間が失われる」って感覚は怖いと思う
    下も近いうちに読めたらいいです

  • 最初は信じがたい思いが強かった。でも精神の崩壊というのはいろんな状況を作り出すことに大変興味を持った。
    テレビのドキュメンタリーでもビリーを見たが…被害者感情を考えると安易に同情を持てずにいた。

  • 人格が分離していく多重人格症は、
    幼い時に受けた性的虐待が強い要因となる。
    24にも分離しているミリガンは
    相当過酷な虐待があったと推察される。
    子育てをしているすべての人に警告書になる。
    性的虐待は絶対にいけない。殺人に等しい。

    • SSSさん
      大学の時に読んだ記憶があります。

      1回の出来事でも、一生引きずって

      しまう。。。

      絶対にいけないと思います。

      大学の時に読んだ記憶があります。

      1回の出来事でも、一生引きずって

      しまう。。。

      絶対にいけないと思います。

      2010/03/04
  • 感想は下巻に。

  • 『24人のビリー・ミリガン』上下巻
    『ビリー・ミリガンと23の棺』上下巻

    4冊、夢中になって一気読み。

    ここまで引き込まれてページを捲る手が止まらなかった本は他にない。ノンフィクションの醍醐味が詰まっている。

  • 900-Ki-1

  • 面白かった。

  • ふむ

  • 2024/11/09 読了 ★★★

  • 昔、中学生時代に実家にあったこの本を読んで衝撃を受けたのを覚えている。

    それから十数年。
    ふとビリーのことを思いだして探して再読。

    再読といっても、前回呼んだのは古い記憶で、 覚えていない部分も多かったし 大人になって改めて読むとやはり衝撃で震えた。


    事実は小説よりも奇なり。
    ページをめくる指が止まらず、結局朝から昼にかけて一気に読み終えてしまった。


    「愛されたかった」と言いながら【愛】を求めて事件を起こした彼女はやはり犯罪者で、皆の保護者を名乗る彼もやはり犯罪者。そしてもちろん、人格は違えど身体を共有するビリーも《犯罪者》である。

    ビリーの幼少期は悲惨なもので同情するし、ビリー自体に記憶も自覚もなくて厳密に言えば《犯人は彼ではなかった》のだろうけど…それでも無罪になったのは被害者が報われないなあとも思う。


    幼い頃やめて欲しかった継父からの虐待を泣き寝入りしたビリーと被害者の女性たちは同じ気持ちなのではなかろうか。


    うーん、やっぱりどっちも報われないなあ。



    そういう私の感想は置いといて、
    本作はやはり興味深く好奇心を煽る。

    特に終盤の《彼ら》が形成されていく道のりは本当に息を飲みながら読んでしまった。


    このまま《下》も読んでみようと思う。

  • 2001/3/3
    非常におもしろかった。これがノンフィク
    ションだとしたら、これほど興味深いことはない。この本を読んで思ったのは多重人格者には、個有の内部社会が存在するということだ。それぞれの人格が一定(一部)の感情や思考をつかさどり、場面ごとにその役割に適任の人格が出てくる。
    人格どうしにはルールや秩序があり、保ゴ者別支導者に意識を持つことをコントロールされていた。その全ての人格の能力が続
    合されたなら、主人格のビリーはすばらしい才能の持ち主になるだろう。

  • 話題になっていたずっと以前に読んだが、当時はとても興味深く読んだ。

  • 高校生の頃に衝撃を受けた。

  • 1977年、ビリー・ミリガンはオハイオ州で連続レイプ犯として逮捕された。だが本人には全く犯行の記憶がない。精神鑑定の結果、彼の中に複数の別人格が存在し、犯行はそのうちの一人によるものだという驚愕の事実が明らかに…。『アルジャーノンに花束を』で知られる作家キイスが、本人へのインタビューや関係者の証言をもとにビリーの内面の葛藤を克明に描き出し、「多重人格」を一躍世に知らしめた傑作ノンフィクション。

  • アメリカで起きた事件を著者が、事件の犯人であるビリー・ミリガンを取材して書かれたものです。全二巻

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