24人のビリー・ミリガン 下 ある多重人格者の記録

  • 早川書房 (1992年9月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (344ページ) / ISBN・EAN: 9784152035264

感想・レビュー・書評

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  • 上巻に引き続き、中高生時代に読んだが、やはり難しかった。

    20年以上経っても覚えている、レイゲンのフルネーム。
    レイゲン・ヴァダスコヴィニチ。

    幸運なことに自分は虐待というものが身近じゃなかったが、これを読んで、理不尽さや恐ろしさ、常識の外にある現実など、視野が広がった。

  • 恐ろしい現実。

  • 面白かった。

  • 2024/11/14 読了 ★★

  • 上に引き続きこちらも読み終えた。

    実の所、私自身も《精神異常により無罪》は認められるべきではないと思っている派だ。それは本書を読んだ上でも変わらず、これからも変わることはないと思う。


    それでも、それと《ビリー含めた彼らが認められないこと》は別問題だと思う。

    彼らは確かに罪を償わないといけなかったけれど、《彼ら》を否定したり 認めなかった人たちは間違っているし 彼を追い込みすぎたと思う。


    多様性の今の世で、本書が公開された時よりも今は精神病にも理解が深まっているけれど、未だ一定数 《自分に起こってない事は信じない人間》は存在する。虐待も精神病も犯罪も。


    ビリーのその後が気になって調べてみたら2014年に癌で亡くなっていた。

    最後彼がどうなったのか
    どんな気持ちでいたのか私には分からないけれど、

    被害者に対する罪の意識と、彼らが人生で感じられなかったであろう安らぎを胸に 永遠の安寧が訪れていることを願うばかりだ。

  • 2001/3/6
    「教師」が誕生したことによって、ビリーの力が明かされた。人格が分裂した様子から逮捕に至るまでが事細かに書かれていた。後半は精神病棟での様子がつづられていた。社会的批判を浴びながらも医師や看
    ゴ師の支持を受けながら強く生きて行こうという彼の姿には感銘を受けた。しかしその裏には数々の苦悩があったことだろう。

  • 読んだ当時は目新しく、とても興味深かった。

  • ビリーの中には実に24もの人格が潜んでいた。性格、知能、年齢、国籍、性別さえ異なるこれらの人格はいかにして生まれたのか。「基本人格」のビリーは一貫した意識を保てない不安定な状態に苦しみ、何度も自殺を試みる。やがて治療により回復のきざしが見え始めるが、世間の好奇の目や反発にさらされ、劣悪な環境の施設に移される可能性が出てくる…。多重人格の世界を通して、人間の心とは何かを問いかける衝撃の実話。

  • これはドキュメンタリー。SFのように感じてしまう。

  • アメリカで起きた事件を著者が、事件の犯人であるビリー・ミリガンを取材して書かれたものです。全二巻

  • 裁判。
    牢獄に入れられる。
    最悪な環境で、教師がいなくなり、断食をはじめ、
    みんながやりとりできなくなった。

    自殺願望を持つようになる。

    結婚相手から逃げられる。

    アーサーやレイゲンもいなくなり、誰だか分からない状態に。

    殺人事件の容疑者として逮捕され、
    絵が描ける部隊が絵を描いて売り、映画の監督?として生活。

  • 最初に読んだのは中学生の時。その時は、ただただ本全体が怖かった。今、再度読んでみて悲しさが残る。なぜ中学生の私が怖がったのかと考えてみると、上巻の写真。ビリーが家族と映っている写真。妹のキャシーの肩の上がり方。きっと私には拒否のような感覚を感じたのだと思う。あと、犯罪、レイプということがただただ怖かったのだと思う。

    今は「多重人格」に自分の視点が移った。ビリーの幼児期の継父による凄まじい性的虐待から彼を生き残らせるために色んな人格を作る必要がった(もちろん無意識のうちに)とわかる。
    読み進めていくうちに、ビリーの人格の中の人たちが消えてほしくないと思った。私は特にアレンとトミーが好きだ。みんなそれぞれ生きるのに一生懸命だ。自分の記憶にない部分をどうにか辻褄を合わせて必死に生きている。良かれと思ってしたことが犯罪につながってしまう。ビリー本人に限らず人格の皆が混乱していた。安心、安定を求めていた。その部分に自分の心が動き、悲しい気持ちになった。

    人格の一人、レイゲンが「時間を盗まれた」と繰り返し言う。
    自分を考えると、「時間を盗まれた!」なんて思ったこともない。
    「あの時間を返してほしい!」とは今までに思ったことはあるけれど。。。(苦笑)
    痛みも、悲しみも苦しみも喜びも楽しさもたいていは覚えているし、感じている。都合よく忘れてくれている出来事もあるけれど。。。
    自分にとって嫌なことはなるべく感じずにうれしいことだけ楽しいことだけ感じたいって願うけれど、マイナスもプラスも全部感じてこその「私」、「私の人生」なのだと思った。
    すべてを感じることこそが「尊いこと」「自分を生きること」なのかもしれないって思った。
    「時間を盗まれた!」悲しく、怖ろしいことだなぁ。。。そうすることでしか生きていけないビリーと人格たち。
    彼(彼ら)の晩年に安らかな時間が流れていることを望む。

  • '95.5に同僚から借りて読了。

  • 何か最終的にすごく苦しそうだったので、続編も図書館で借りたけどそっちは挫折した。

  • 順調に治療を受けていたと思いきや、生活していくうえで、分裂症の症状が回復せず、病院と刑務所での生活となっていた。
    精神の病気は直すことが難しく、主人公はとても苦しんでいた。
    精神病を直すために、病院が協力する姿はすごいと思った。

  • ウソ本当の限りなく、とにかく世界の多感な若者な人に多大な影響を与えた人間だよねー。

  • 上下巻読んだ感想。
    彼の周囲の人々が、24重人格者のビリーミリガンを犯罪者として裁けるのか、どう治療したらいいのかと翻弄するという実話である。
    彼は周りの都合で対応や治療場所を変えられ何度も絶望的な状況に陥った。しかし、さまざまな能力を持った人格が彼を助けた。これは場所や人に合わせて対応を変えるという普通の行動ではないだろうか?また、"人は誰でも多重人格者であるが、問題は彼の場合は時間が盗まれる点だ”という弁護士の印象的な言葉があった。この言葉から、人間の内面には、その人格を意識して変えている、一人の統合された人格がいるということなのではないかと感じた。ビリーの場合も教師という全ての人格の記憶を持った人格が時々現れた。
    あとがきによれば、彼は長い裁判の後、現在では社会復帰しているとのこと。そこまでの話はまた別のシリーズ上下巻に著してあるらしい。しかし、私はこの上下巻を読んでまた同じようなことの繰り返しではないかと感じたので今は読むつもりはない。

  • 2011/07/18 読了

  • 「上」にあります

  • 中途半端なエンドだったな‥‥ライマ病院は許されるのか? ひどいと思いました。最後に香山リカも書いていたが確かに犯罪を行ったビリーミリガンの人格もビリーミリガンである。けれどビリーミリガンとイコールではない。
    うーん‥‥

    現在の彼が年末放送されたが今は完全に教師がスポットを掌握しているようでよかった。

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