24人のビリー・ミリガン―ある多重人格者の記録〈下〉

制作 : Daniel Keyes 
  • 早川書房
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本棚登録 : 652
レビュー : 25
  • Amazon.co.jp ・本 (339ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152035264

感想・レビュー・書評

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  • アメリカで起きた事件を著者が、事件の犯人であるビリー・ミリガンを取材して書かれたものです。全二巻

  • 裁判。
    牢獄に入れられる。
    最悪な環境で、教師がいなくなり、断食をはじめ、
    みんながやりとりできなくなった。

    自殺願望を持つようになる。

    結婚相手から逃げられる。

    アーサーやレイゲンもいなくなり、誰だか分からない状態に。

    殺人事件の容疑者として逮捕され、
    絵が描ける部隊が絵を描いて売り、映画の監督?として生活。

  • 最初に読んだのは中学生の時。その時は、ただただ本全体が怖かった。今、再度読んでみて悲しさが残る。なぜ中学生の私が怖がったのかと考えてみると、上巻の写真。ビリーが家族と映っている写真。妹のキャシーの肩の上がり方。きっと私には拒否のような感覚を感じたのだと思う。あと、犯罪、レイプということがただただ怖かったのだと思う。

    今は「多重人格」に自分の視点が移った。ビリーの幼児期の継父による凄まじい性的虐待から彼を生き残らせるために色んな人格を作る必要がった(もちろん無意識のうちに)とわかる。
    読み進めていくうちに、ビリーの人格の中の人たちが消えてほしくないと思った。私は特にアレンとトミーが好きだ。みんなそれぞれ生きるのに一生懸命だ。自分の記憶にない部分をどうにか辻褄を合わせて必死に生きている。良かれと思ってしたことが犯罪につながってしまう。ビリー本人に限らず人格の皆が混乱していた。安心、安定を求めていた。その部分に自分の心が動き、悲しい気持ちになった。

    人格の一人、レイゲンが「時間を盗まれた」と繰り返し言う。
    自分を考えると、「時間を盗まれた!」なんて思ったこともない。
    「あの時間を返してほしい!」とは今までに思ったことはあるけれど。。。(苦笑)
    痛みも、悲しみも苦しみも喜びも楽しさもたいていは覚えているし、感じている。都合よく忘れてくれている出来事もあるけれど。。。
    自分にとって嫌なことはなるべく感じずにうれしいことだけ楽しいことだけ感じたいって願うけれど、マイナスもプラスも全部感じてこその「私」、「私の人生」なのだと思った。
    すべてを感じることこそが「尊いこと」「自分を生きること」なのかもしれないって思った。
    「時間を盗まれた!」悲しく、怖ろしいことだなぁ。。。そうすることでしか生きていけないビリーと人格たち。
    彼(彼ら)の晩年に安らかな時間が流れていることを望む。

  • '95.5に同僚から借りて読了。

  • 何か最終的にすごく苦しそうだったので、続編も図書館で借りたけどそっちは挫折した。

  • 順調に治療を受けていたと思いきや、生活していくうえで、分裂症の症状が回復せず、病院と刑務所での生活となっていた。
    精神の病気は直すことが難しく、主人公はとても苦しんでいた。
    精神病を直すために、病院が協力する姿はすごいと思った。

  • ウソ本当の限りなく、とにかく世界の多感な若者な人に多大な影響を与えた人間だよねー。

  • 上下巻読んだ感想。
    彼の周囲の人々が、24重人格者のビリーミリガンを犯罪者として裁けるのか、どう治療したらいいのかと翻弄するという実話である。
    彼は周りの都合で対応や治療場所を変えられ何度も絶望的な状況に陥った。しかし、さまざまな能力を持った人格が彼を助けた。これは場所や人に合わせて対応を変えるという普通の行動ではないだろうか?また、"人は誰でも多重人格者であるが、問題は彼の場合は時間が盗まれる点だ”という弁護士の印象的な言葉があった。この言葉から、人間の内面には、その人格を意識して変えている、一人の統合された人格がいるということなのではないかと感じた。ビリーの場合も教師という全ての人格の記憶を持った人格が時々現れた。
    あとがきによれば、彼は長い裁判の後、現在では社会復帰しているとのこと。そこまでの話はまた別のシリーズ上下巻に著してあるらしい。しかし、私はこの上下巻を読んでまた同じようなことの繰り返しではないかと感じたので今は読むつもりはない。

  • 2011/07/18 読了

  • 「上」にあります

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