野菜畑のインディアン

  • 早川書房 (1994年10月14日発売)
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本 ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784152060099

感想・レビュー・書評

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  • 面白い事に、この小説の登場人物としては、グアテマラからの迫害を逃れて来ている者を除いて、男性が殆ど出てこない。出て来ても、大抵はトンデモナイ奴として主人公の口を通して語られているだけだ。

    1人で見知らぬ土地で生活を始めようとしている時に、勝手に赤ちゃんを押し付けられてしまいながらも、楽天的というか、将来に対する過度の心配をしないでいられる女性の芯の強さに畏れいる。

    米国の児童虐待がこの作品が書かれた当時から、当たり前の様になっている事にも驚かされる。

  • 生まれ育った田舎を出て、何かを探しに車で旅をする途中に幼い女の子を拾い、育てながら共に成長していくお話。
    とても淡々としているようで、すごく深い事が書かれている。
    どんなに大変な事でも何とか乗り切れるような気にさせられる名作。

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