ふたりの証拠 (Hayakawa Novels)

制作 : 堀 茂樹 
  • 早川書房
3.83
  • (70)
  • (61)
  • (98)
  • (4)
  • (1)
本棚登録 : 433
レビュー : 56
  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152077295

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • はやく三作目が読みたい

  • 再読。

    悪童日記に続いて、読んだ筈なのにまったく覚えていない!!
    悪童日記はかろうじて、おばあちゃんの家や、森、川の描写は
    うっすらと覚えていたのだけど、
    今回は全く覚えていなくて、自分の読書の質の低さにうわちゃー、となりました。

    悪童日記の時の「ぼくら」の一人称から
    三人称の文体に変わったのだけど、あやふやな内面の描写はしない、というのは変わらず、そこから
    推測される登場人物の内面、というのは悪童日記の頃よりは難しくなったけど
    それも第三の嘘でつまびらかになるのだろうか。

    そして、今回も「大きな帳面」が媒介する世界がぐらりと一変する
    !?が巻末に。
    もう、これされたら結局三部読むしかないじゃん!(笑)

  • 「悪童日記」の続編。
    おばあちゃんの家に戻ったリュカのお話。

    戦争によるいろんな哀しみとか、
    戦争が無くても日常的にある膿んだ感情とか、
    人間関係における愛憎の書き方が、

    なんだかすごいなと思った。

    そして、衝撃的なことを、
    淡々とすっと書かれてしまうので、
    その瞬間に感じる戦慄にびっくりした。

    これを記すことで、作者が何を伝えたいのか、
    あたしにはまだおぼろげにしかわからないので、
    三作目も読んでみます。

  • 悪童日記の続編。

  • 「これでもう彼女も灰の山でしかないね」

  • 2009年 10月に読み終わった。図書館で借りた。

  •  1993年

  • 私の大好きな『悪童日記』の三部作の二作目。
    一作目と同じパターンを想像していたら、いきなり普通の小説になっていて、面食らいました。
    だけどこれはこれで素晴らしい。

  • 文章が冴えて簡潔でますます怖い。

  • 悪童日記の続編。双子の片割れリュカの物語。戦争が終わり、全体主義の体制が社会を支配しているせいか、前回よりも重く静かな雰囲気に覆われているように感じられた。

    僕にとって、悪童日記のインパクトがとても大きなものだったせいもあるのだろうが、一冊の本として見た時、若干おもしろ味にかけるという印象をもった。

    だが、悪童日記3部作を読み終えた時点で振り返ると、夢と現実を橋渡しする内容だったのだとわかる。

著者プロフィール

1935年オーストリアとの国境に近い、ハンガリーの村に生まれる。1956年ハンガリー動乱の折、乳飲み子を抱いて夫と共に祖国を脱出、難民としてスイスに亡命する。スイスのヌーシャテル州(フランス語圏)に定住し、時計工場で働きながらフランス語を習得する。みずから持ち込んだ原稿がパリの大手出版社スイユで歓迎され、1986年『悪童日記』でデビュー。意外性のある独創的な傑作だと一躍脚光を浴び、40以上の言語に訳されて世界的大ベストセラーとなった。つづく『ふたりの証拠』『第三の嘘』で三部作を完結させる。作品は他に『昨日』、戯曲集『怪物』『伝染病』『どちらでもいい』など。2011年没。

ふたりの証拠 (Hayakawa Novels)のその他の作品

ふたりの証拠 Kindle版 ふたりの証拠 アゴタ・クリストフ
ふたりの証拠 (ハヤカワepi文庫) 文庫 ふたりの証拠 (ハヤカワepi文庫) アゴタ・クリストフ

アゴタ・クリストフの作品

ツイートする