- Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
- / ISBN・EAN: 9784152078568
感想・レビュー・書評
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今怖いのはコロナよりアベ。
ってな事で大平健の『診療室にきた赤ずきん 物語療法の世界』
眠り姫や桃太郎、 赤ずきん、三匹の子豚等の昔話や童話を患者の心的症状に合わせて診療治療するお話。
なるほどなぁと思う事もあるけど、そんなに上手く治療出来るのは稀じゃないかなっと……。
心的悩みの根源は自分で中々気付かないポイントを昔話に照らし合わせて気付かせる事によって根本治療していくのは素晴らしい。
2020年20冊目詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
1994/6/22 1994/10/10 read up
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物語療法を行っている精神科医の診療現場の実話。
読んで「良かった!」と思った。とはいっても中には「私が患者だったらこれでは納得しないかも…」というのも一つあったけど。
やはり昔話や絵本には計り知れないほど心に訴えるパワーがあるのだと感じる。
作中、昔話の中に自分自身の物語をみつけてそれを…と書いてあった。私にも自分自身の物語があるかもしれない。
気持ちを診るポイントは
1.何事かを決めてもらいたがっていないか。
2.自分の置かれている状況を把握しているか。
3.調子が悪くなった「原因」を尋ねたがっているか。
だそうです。
大変そうだ -
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