怪物―アゴタ・クリストフ戯曲集

制作 : AGota Kristof  堀 茂樹 
  • 早川書房
3.57
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本棚登録 : 121
レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152078629

感想・レビュー・書評

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  • これ好き。

    不気味で素敵な戯曲集。
    人間の残酷さと不条理さと滑稽さ。
    そして強靭さ。

  • 戯曲はちょっと苦手意識があったのだけど、言葉数が少ない会話の掛け合いのテンポが良くて、とても楽しめた。
    小説で感じた魅力や完成度が、ちゃんと戯曲にも存在してて、失礼だけど安心した。
    愛によって全てを奪われていくお姫様、怪物に飲み込まれていく村、ひたすら歩き続けるコンクリート道路の世界、盲目のハーモニカ吹きの話、など。

  • なんとなく……ざらり、といつまでも残る。

  • アゴタ・クリストフ氏の著作を読む切っ掛けとなった本。「怪物」がどの様に描かれている戯曲なのかに興味を惹かれた。<br>
    表題作が最も好い。

著者プロフィール

1935年オーストリアとの国境に近い、ハンガリーの村に生まれる。1956年ハンガリー動乱の折、乳飲み子を抱いて夫と共に祖国を脱出、難民としてスイスに亡命する。スイスのヌーシャテル州(フランス語圏)に定住し、時計工場で働きながらフランス語を習得する。みずから持ち込んだ原稿がパリの大手出版社スイユで歓迎され、1986年『悪童日記』でデビュー。意外性のある独創的な傑作だと一躍脚光を浴び、40以上の言語に訳されて世界的大ベストセラーとなった。つづく『ふたりの証拠』『第三の嘘』で三部作を完結させる。作品は他に『昨日』、戯曲集『怪物』『伝染病』『どちらでもいい』など。2011年没。

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