探偵ウォーショースキーの8作目。
賃料が安いが故に、
数々の欠点に目をつぶって(または闘って)借りていた事務所だが、
いよいよビルが建て壊されるて追い出されることになるヴィク。
そのビルの地下室に隠れ住んでいる母子を発見するも、
保護することも通報することもできず、姿を見失う。
一方、大学時代の友人が開いた、師であった教授の引退パーティで、
友人の子供たちが育児放棄かつ虐待されているのを知る。
が、その直後友人の妻が事務所で撲殺されているのを発見してしまう。
相変わらず頼まれた調査をやると、
調査先がざわつき、依頼主が断ってくるパターン。
オフィスに忍び込み、
地下道に飛び込んで子供たちを助け、
空港で飛行機を爆発させると大暴れ。
ヴィクに熱をあげていたいいとこの坊ちゃんハッカーが
新しい相棒になるのかと期待していたが、
東欧の平和部隊に参加してしまうらしい。
でも、隣人のコントレーラスは今回も相棒として活躍したし、
警官を辞めた女性が一緒に働くことになるようだから、
良しとするか。
ロティとも仲直りできたようだし。
それと、ゴールデンの赤ちゃんが大きくなっていて、笑えた。
40歳のお誕生日おめでとう、ヴィク。