バースデイ・ブルー (ハヤカワ・ノヴェルズ)

  • 早川書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (462ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152078773

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  • 探偵ウォーショースキーの8作目。

    賃料が安いが故に、
    数々の欠点に目をつぶって(または闘って)借りていた事務所だが、
    いよいよビルが建て壊されるて追い出されることになるヴィク。
    そのビルの地下室に隠れ住んでいる母子を発見するも、
    保護することも通報することもできず、姿を見失う。

    一方、大学時代の友人が開いた、師であった教授の引退パーティで、
    友人の子供たちが育児放棄かつ虐待されているのを知る。
    が、その直後友人の妻が事務所で撲殺されているのを発見してしまう。

    相変わらず頼まれた調査をやると、
    調査先がざわつき、依頼主が断ってくるパターン。
    オフィスに忍び込み、
    地下道に飛び込んで子供たちを助け、
    空港で飛行機を爆発させると大暴れ。

    ヴィクに熱をあげていたいいとこの坊ちゃんハッカーが
    新しい相棒になるのかと期待していたが、
    東欧の平和部隊に参加してしまうらしい。
    でも、隣人のコントレーラスは今回も相棒として活躍したし、
    警官を辞めた女性が一緒に働くことになるようだから、
    良しとするか。
    ロティとも仲直りできたようだし。
    それと、ゴールデンの赤ちゃんが大きくなっていて、笑えた。

    40歳のお誕生日おめでとう、ヴィク。

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