タール・ベイビー (トニ・モリスン・コレクション)

  • 早川書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152079039

作品紹介・あらすじ

カリブ海に浮かぶ雨林の生い茂る小島で、二人は偶然に知り合った。白人の大富豪の庇護を受けて育ちソルボンヌ大学を卒業した娘と、黒人だけに囲まれてフロリダの小さな町で育った青年。異なるがゆえに惹かれあいはげしい恋におちていく。そして異なるがゆえにすれちがい相手を深く傷つけていく。黒人同士でありながら決定的なちがいを持ち合せた二人の、炎のような恋のゆくえは。

著者プロフィール

1931-2019。アメリカ合衆国の作家。小説に、『青い眼がほしい』(1970)、『スーラ』(1973)、『ビラヴド』(1987)、『ジャズ』(1992)、『ホーム』(2012)など。彼女の長編小説はすべて日本語に翻訳されている。絵本に、スレイド・モリスンとの共著『子どもたちに自由を!』(1999、長田弘訳、みすず書房、2002)『どっちの勝ち?』(2007、鵜殿えりか・小泉泉訳、みすず書房、2020)、『いじわるな人たちの本』(2002)、『ピーナッツバター・ファッジ』(2009)、『小さい雲と風の女神』(2010)、『カメかウサギか』(2010)、『ほんをひらいて』(2014、さくまゆみこ訳、ほるぷ出版、2014)など。写真絵本『忘れないで――学校統合への道』(2004)はモリスンの単著。ノーベル文学賞(1993)のほかに、全米批評家協会賞、ピュリツァー賞、大統領自由勲章など数々の賞を受賞。プリンストン大学などで教鞭をとった。

「2020年 『どっちの勝ち?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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