引き潮のとき 5 (司政官シリーズ)

  • 早川書房 (1995年11月29日発売)
3.57
  • (1)
  • (2)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 23
感想 : 2
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784152079770

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「引き潮のとき」全5巻をついに読み終えました。著者が亡くなられたのをきっかけに、この長編を読み始めましたが、特にこの5巻は、これを読み終えたら、もう新しい司政官シリーズはないという思いもあって、読み終えるのに時間をかけてしまいました。
    5巻も終盤近くまではほぼこれまでと同じ流れで、ほとんど物語が動きません。キタの友人メルニアが待命司政官として赴任してきて実習を終えた後、物語が急激に動き始めます。結末は苦さが残りながらも、今後のタトラデンがどんな世界になるのか、連邦がどうなってゆくのか、未来に思いを馳せらせる余韻がありました。

  • SFマガジンに12年にわたる連載の結果生み出されれた超大作。欠かさず読み続けた人はいるのだろうか?と純粋に思いながらも・・・

    司政官シリーズの最終話でもあるけれど、華々しいところは微塵もない。司政官シリーズの世界設定の必然でもあるのですが、ある意味今回の司政官は悪役とならざるを得ない。それでも自分の役どころを勤め上げていくこの冷徹さ。まったく融通の利かないAIを巧みに騙しながらミッションを進めていくところを詳細に描いていくところが相変わらずすさまじい。

    このロボット官僚についての自分のビジュアルイメージが「禁断の惑星」の「ロビー」ってところが不思議というか古すぎて悲しい。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

1934 - 2019。SF作家。1979年に『消滅の光輪』で泉鏡花文学賞および星雲賞を受賞。また1987年に『夕焼けの回転木馬』で日本文芸大賞を受賞。代表作にジュブナイルSFの名作といわれる『なぞの転校生』『ねらわれた学園』などがある。

「2023年 『不思議の国の猫たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

眉村卓の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×