となりの億万長者: 成功を生む7つの法則

  • 早川書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (323ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152081087

感想・レビュー・書評

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  • 金融リテラシー。資産形成。
    基本的な内容は、以前読んだ『なぜ、この人たちは金持ちになったのか』と同じ内容。
    親の経済的援助の章が特に興味深かった。
    紹介される良い例、悪い例がどれも面白く、楽しみながら知識を身に付けることができそう。
    感銘を受けた文章がいくつもあったため、人生の中で何度も読み直したいと思える一冊。

  • 「お金」に関する大ベストセラー本ですね。

    と言っても、この本の存在は全く知らずにお金に関していろいろ見聞きするうちに出てきた本でした。

    読んでみましたが、「至極真っ当なこと」が書いてあるのですが、お金の教育を受けていない私たちには気づかない内容でもあるのかと思います。

    大原則である「収入以上の消費をしない」。
    今やクレカなどの分割払い、車のローン、住宅ローンなどなど職についてさえいれば借金を抱えることは簡単な世の中ですし。

    ただ住宅ローンについては印象的な内容があって
    「年間現金所得の2倍以内に抑えること」というもの。
    2倍以内には抑えられなかったけど、3倍以内で納めたのでここは良かったかも。

    かくいう私自身もこの本に書かれてある億万長者の7つの法則が何一つ当てはまってないという…

    億万長者にはなれなくても、お金の心配をしない人生というのは目指すところではあります。



    ーーーーーーーーーーーー
    <7つの法則>
    1.収入よりはるかに低い支出で生活する
    2.資産形成のために、時間、エネルギー、金を効率よく配分している
    3.お金の心配をしないですむことのほうが、世間体を取り繕うよりもずっと大切だと考える
    4.社会人となった後、親からの経済的な援助を受けていない
    5.経済的に自立している
    6.ビジネスチャンスをつかむのが上手だ
    7.ぴったりの職業を選んでいる
    ーーーーーーーーーーーーー

  • 読了後
    数字の記述は一応読んだが斜め読みした。金持ちはそれと気が付かないような人がおおいことが明らかにしてあった。子どもや遺産にはあまり関係がないので関心が低かった

    以下ライブ感想文
    1 となりの億万長者を紹介しよう
    資産は所得と同じではない。勤勉、我慢、計画性などのライフスタイルから資産は形作られていく。自分を律する強い精神を持つことが何よりも重要
    七つの法則
     1、彼らは、収入よりもはるかに低い支出で生活する。
     2、彼らは、資産形成のために、時間、エネルギー、金を効率よく分配している。
     3、彼らは、お金を心配しないですむことの方が、世間体を繕うよりも大切だと考えてる
     4、彼らは、社会人になった後、親から経済的な援助を受けていない。
     5、彼らの子供たちは経済的に自立している。
     6、彼らは、ビジネス・チャンスをつかむのが上手だ。
     7、彼らはぴったりの職業を選んでいる。
    億万長者のレポート 試算の7パーセント以下で生活している。アメリカは消費大国、金持ちの子供は教育が進むにつれて、消費を知るようになり、つつましい、我慢の連続の日々を送らなくなる。

    2、倹約、倹約、倹約
    金持ちの特徴江お3つの言葉で言い表せば、倹約、倹約、倹約。(金持ちの言葉)妻と子供たちに買った服を含めて一番高かったのは、たしか399ドルです。いやぁ、あれは高かった。両親は倹約家だった?あなた自身は倹約家?あなたの妻はあなた以上に倹約家ですか?この3つの質問にYESと答える金持ちがおおい。うちのワイフの財布のひもを緩めるのは不可能だ。金持ち夫人は、以下4つの質問にYESと答える。毎年予算を立て、それに従って支出しているか?食費、医療費、住居費にいくら払ったか把握しているか?人生設計を立て、毎日毎週、毎月、毎年の目標を立てていますか?将来のために時間をかけて資産運用計画を立てていますか?所得税ほど最大の敵平均億万長者の年収は、資産額の7パーセント以下。言い換えれば、所得税がかかるのは資産の7パーセント以下。資産をきづくには、課税所得となる現金所得を最小限におさえ、ふくみ益(現金をともなわない資産価値増加)を最大限にすべきである。期待生産額=年間前全所得×年齢÷10 試算額が多いければ多いほど、現金収入の占める割合が低くなる。経済的に自立するには、計画性と自己犠牲が必要なのだ。将来資産家になりたいと思うのなら、住宅ローンは年間の現金所得の2倍以内におさえること、それ以上の高い家は絶対に買ってはだめ。

    3時間、エネルギー、金
    資産運用計画と蓄財の間には強い相関関係がある。蓄財劣等生の場合、資産運用の専門家に相談する時間、信頼できる弁護士、投資顧問を捜す次巻、資金運用のせみなーに出席する時間が資産優等生にくらべてはるかに低い。高額所得者とでは学歴を資産レベルは反比例する。低学歴の人は社会に出た時間が早く、高学歴の人は世間体もありそのポジションに必要な支出にいとわない。金は決して無駄にしてはいけないもの。生活の設計を立て、予算を立てて、必要以上にお金を使わない。毎年所得の15パーセントを貯蓄にまわそう。蓄財優等生は、税理士に優秀な証券マンを紹介してもらう、また税理士の顧客で上手に運営している人を紹介してもらう。税理士がよいと認め、またその顧客が優秀だといった証券マンは投資に関して信頼できる相手だろうと考える。税理士は会計学の教授の推薦があること、大手の証券会社に就職してから独立して事務所を開業していること。

    4車であなたの価値が決まるわけではない。
    経済的にしっかりした基盤をもとうとかんがえているなら、きっと実現できる。だが、よい暮らしをするためにお金が欲しいと思っているなら、一生、お金はたまらない。
    貯蓄優等生は働くことに喜びを感じているのに対し、貯蓄劣等生は金のかかる生活を支えるために働かざるおえないとかんじている。車では億万長者かどうか見分けがつかない。億万長者は1ポンド〔0.45キロ〕当たりの値段が安い大型車を買う傾向にある。もっともよく効率よく資産をきづく人は、所得と資産の割合が1:17.2になる。彼らは経済的に自立することを非常に重要と考え、倹約に励む。ステイタスを顕示するものにお金を使う人は、大した資産を持っていないんだと、つねに自分に言い聞かせている。

    5親の経済的援助
    経済的援助を与えれば与えるほど子供は資産を蓄えず、援助が少なければ少ないほど資産を築くようになる。これは統計的に証明された事実である。収入がいくらであろうと、収入以下で暮らすこと。倹約の大切さを教える。大切なのは見かけじゃない。自分で自分をコントロールする強い意志、勇気、固い決意だ。それが人をけいざいてきにも成功に導くという事だね。

    6男女平等・家庭版
     遺族間の遺産争いは、配偶者がきっかけになるものだということを覚えておいてほしい。両親がしっかりした子供を育てる場合。子供に両親が金持ちだと絶対に教えない。どんなに金があろうと、子供人は倹約とけじめを教えること。子供がおとなになり自己管理ができるようになり、きちんとした職業について安定した生活を送るまで、親が金持ちだと気づかせてはいけない。子供や孫に、何を遺産に与えるつもりか、なるべく話さない。現金や高価なものを駆け引きにつかわない。巣立った子供の家庭の事にはたちいるな。子供と競おうとするな。こどもはそれぞれ違う。独立した人間であることをわすれるな。成功をもので計るのではなく、何を達成したかで計るように計算しよう。子供にお金よりもたいせつなものがあることを教えよう。

    7ビジネス・チャンスを見つけよう
    この章は省略

    8職業:億万長者対遺産相続人
    子どもが優秀な場合は、事業を継承させないことがおおい。不確定要素がおおいい事業を商うよりも、優秀な脳を利用して専門職に就いた方が良いから。

  • 刺激的なタイトルだが、内容はいたって地味。
    メインは「倹約」

    7つの法則
    1.収入よりはるかに低い支出で生活する。
    2.資産形成のために、時間、エネルギー、金を効率よく配分している。
    3.お金の心配をしないですむことのほうが、世間体を取り繕うよりもずっと大切だと考える。
     ・・・・etc

    部分的に座右の書

  • 倹約が何より重要(収入がいくらであろうと収入以下で暮らす)
    期待資産額={税引き前年間家計所得*年齢/10}-遺産相続額
    これよりも高ければ金持ちといえる
    お金持ちの多くは会社経営者
    予算を決めて生活を
    何にどれだけお金を使ったか把握できるように
    余ったお金は投資に
    何に投資するかも重要
    将来資産家になりたいなら、住宅ローンは年間の現金所得の2倍以内に抑えること。それ以上の家を買うと絶対に資産家になれない。
    教育が非常に非常に重要!!!
    アメリカの平均的な家計所得 4万5千~5万ドル(1ドル80円で400万円)
    子供に経済的な援助はしてはいけない。するのなら成長し切ったあとで受け取れるような信託預金などで!
    ありふれた業種で安定した成長を続けている会社は長期投資の対象

  • お金を稼ぎたいなら使いなさい

    というのが通説になっている感すらあるが、この本ではいかに億万長者は倹約家であるかを教えてくれている。

    倹約は悪の風潮がある中で、

    いかに倹約が大事かをといている。

  • お客様に勧められて読んだ本。億万長者はなるべくしてなった人が多いことがわかった。意外と派手な生活をしている人は資産ないらしい。
    逆に億万長者は、周りは億万長者だなんてわかんないし、倹約な生活が当たり前になってる人たち。
    我が家もずっと倹約な家庭で育ったし、貯金だけのキャッシュで戸建て建て直したりしてたから、母親を改めて尊敬した。
    倹約思考、人に頼らず強く生きることが近道。あとは原資を稼ぐのみ!がんばろう!!

  • アメリカの億万長者に関しての本。ごくわずかな例外を除いて、億万長者は高級住宅街には住まないし、車や洋服、装飾などの見かけにはお金をかけない。そして派手な職業でもない。彼らは収入の高さよりも、資産の多さを基準としている。とまあいろいろ。
    それより何よりこの本で興味を持ったのは、子どもにどのような教育をしていくか。子どもに金銭的援助をすればするほど、子どもは蓄財できなくなる。裕福な家の子どもほど、代を経るにつれて「普通のアメリカ人」に成り下がっていく。自立させる大切さを再確認できる本でした。

  • 億万長者は、お金を使う人ではなく、貯める人。
    使うことはない人がなるものだということがわかる。

  • お金持ちの行動様式の分析。データは、アメリカ。蓄財能力がお金持ちになるには重要。

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