不屈 (ハヤカワ・ノヴェルズ)

ディック・フランシス 菊池光

• 早川書房 (1997年10月8日発売)

感想・レビュー・書評

[ナオさんの感想 · 2006年9月9日]

３５―３６
スコットランド貴族でありながら山小屋くらしを営むアリグザンダー。
彼のおじさんがいいのです。もちろん面白い小説です。

[hirossaさんの感想 · 2012年4月28日]

いつもながら期待を裏切らない面白さ

[Lynnさんの感想 · 2010年5月31日]

親が『面白かったよ。でももう読まないから図書館に寄贈しようと思ってるの』と言うので、じゃあその前に、と読ませてもらいました。

この人の作品は初めてですが、競馬を題材にした小説を数多く書いてらっしゃるようです。
この作品にも競馬は出てきますが、小道具の一つに過ぎません。私にはむしろ、主人公が職業としているアクリル絵画の方が印象的でした。

主人公は、外見は普通の人が引いてしまう格好をしていますが、才能があって、胆力があって、頭がおそろしくキレて、ついでに血統もいいです。
アクリルも競馬もまったく未知の世界なのに、一気に読めてしまいました。ほんとに面白かったです。