森へ: 少女ネルの日記 (ハヤカワ・ノヴェルズ)

  • 早川書房
4.57
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本棚登録 : 18
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (364ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152081131

感想・レビュー・書評

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  • 数ページ読んだだけで、面白いと確信できる、かなり安定感のある良作

    たまたま図書館で見つけた私にグッジョブと言いたい

  •  近未来的で原始的でみずみずしくもシュールでナチュラル。おずおずと野菜の種をまき始めるシーンから興味深くぐんと面白くなった。エンディングは読者に思い切り想像力を投げかける。
     アウトドア、サバイバルでもあり、いろいろ冒険心に満ち、あこがれる世界でもある。この小説は心の中にしっかりと影を落としたように思う。
     猪の狩りを回想するシーン。“イノシシにも本能があった。子供を連れて水を飲みに来て、命がつきるまで弾丸に抵抗した” この1行は繰り返し文字を追った。はかなくも命の深さ尊さをあらためて感じる。

  • 図書館期限切れ

  • 小学生の頃出会った作品。
    森に住む姉妹が外界と断絶され、手を取り合って生きる。
    自給自足という生き方について肯定的になったきっかけ。

    印象に残っている所は、小麦粉の中に蚕か何かの幼虫を発見して、
    妹がたんたんと処理してその小麦粉を調理するところ。

  • もしも、電気や電話が止まってしまったら・・・ガソリンが無くなってしまったら・・街が死んでしまったら・・・という具合に物語は進んでいく。
    もしも!!の時に主人公のネル(17才)姉のエヴァ(18才)がとった行動は、小説とは思えないくらい鈍いもので、それが何となく現実味を帯びていて、思わず共感してしまう。 そんな中、成長していくネルに思わずエールをおくってしまいました。

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