最初の恋、最後の儀式 (Hayakawa novels)

制作 : Ian McEwan  宮脇 孝雄 
  • 早川書房
3.52
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本棚登録 : 117
レビュー : 17
  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152081513

感想・レビュー・書評

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  • イアン・マキューアン初期の短編集
    最近の作品の主人公がおっさんよりなのに対して
    この短編集に出てくる人たちはほとんど若い
    故か、酷い

    でも、なんつうか、開けたくなかった瞼を
    奥のほうにあるもう一個の瞼を
    内側から開けさせられた感じ

    我らが「悪」と看做すものはいずれの善人でも内包していて
    ふとしたきっかけで
    自分の意志じゃなくても
    膨張するときが
    大なり小なりあるよな

    そんでもって「無邪気」の化身の子供が
    実はその無邪気な行動の裏にある
    本能的に子供の立場を利用しての大人たちとの付き合いをしていたり

    マキューアンのフィルターを通せば
    「子供だから仕方ない」が通用しないというか
    マキューアンの子供じゃなくて良かった(小細工が見破られるから)みたいな

    残酷なんでしょうね
    でも、偽善よりは100万倍いい

  • 静かで異常な恋のようなものを描いた8つの短編。

    ああ、確かに気持ち悪いなと思った。
    吐き気がするというよりは怖気が走る感じ。

    でも、醜悪さを押し付けない性倒錯の話は結構すきです。

    「押入れ男は語る」の「赤ちゃんのままでいるように」育てられた男という設定は面白かったし、

    「装い」の、きれいな男の子に女装させて、自分は軍服を着る老女という図は何やらすごく変態的でいいと思う。

    あとは、
    作者さんは、母親とか女性にだいぶ鬱屈したものを抱えてそうだなと思いました。

  • くしゃくしゃにされたストローの包み紙を詳細に見つめてるような印象が終始あった。無垢なものを淫靡の言葉で語ってる、とも。

  • 寝る前に一話ずつ。

  • 私は好きです、ふひひ。噂に違わぬ淫靡でエキセントリックな一冊でありました。倒錯した性愛。学校の図書室には置けないですねぇ(‐v‐)

  • 少年と少女のひと夏の恋を、エロティシズムと恐怖を交えて綴った表題作をはじめ、大人の仲間入りを果たすために10歳の妹を誘惑する14歳の兄の姿を描いた出世作「自家調達」など、英国文壇の旗手が、時には残酷に、時には優雅に紡ぎだした八篇を収録。官能、恐怖、風刺、叙情…ブッカー賞作家の独自の世界が堪能できるデビュー作品集。サマセット・モーム賞受賞作。

  • アマゾンでの評価がよかったので読んでみたけれど、なんだか私にはどこがいいのかよく分からなかった。10代初期の子どもの性的興味が大きいのは分かりますが・・・。

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