最初の恋、最後の儀式 (Hayakawa novels)

制作 : Ian McEwan  宮脇 孝雄 
  • 早川書房
3.52
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本棚登録 : 117
レビュー : 17
  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152081513

感想・レビュー・書評

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  • 桜庭さんの書評集より。ほほう…。

  • 未成年を先に読んでいると、振り幅に驚くけれどある意味原点のような感じかもしれない。少年と妙齢の女性を描くのは少なくとも定番ではないし。

    奇妙で歪んだ性癖を見せつけられて、ついてこれるかな?って試されてる気分だった。少し江戸川乱歩や澁澤龍彦のようなアングラ要素があって、好き嫌いはハッキリ分かれるだろうけど私は好き。ただしぶっ飛んでいるのは確かだから、ダメな人は回れ右!の作品。

  • ちょっとよくわからなかった

  • ほの暗い雰囲気をまとった短編集。気怠い夏の午後に合う

  • 2015.08.18

  • これはやばい本ですな。確かにキワモノ的題材を扱っているものの、確実に人間の暗部というか何というかある核心に刃を突きつける感じ。
    発表された時代を考えると余計にこの作家の才に震撼せざるを得ない。
    しかしこの作家、どの作家より友達としても家族としても勘弁願いたいと思う小物は当方だけでしょうかね。

  • 最初の一文を読んだ瞬間
    「もしかしたらとんでもない小説を読み始めたかもしれん」
    と少し慄きました。
    全体的に「お、おう・・・」と微妙に頷くくらいの反応しか
    できない短編集だった・・・。

  • 桜庭一樹のエッセイ読んで手を出しました。エロ要素多の割に全然エロくなくて逆にすごい

  • 後の長編群の原石がここにすべて散らばっている。
    近親相姦、小児性愛、服飾倒錯その他、おそらく70年代当時としては過激なキワモノともとられかねなかっただろう題材ばかりが並ぶ。
    けれど不思議と変態ショウケースにはなっていない。
    かなえられる、かもしれない欲望の先にある行き止まりを誰もが知っている。
    おそろしさ、息苦しさ、かなしさ、諦め。
    この感覚たちにどうしてこんなに馴染みがあるのだろう。

  • 小児性愛、近親相姦などアウトサイダーたちによるアブノーマルな展開は、モラルの欠如はもちろんのこと、母性愛も見事にゆがんでいるのだが、残酷でありながら気持ち悪さと突き抜けたブラックエロのボーダーライン上をうまくわたっている。特に印象に残ったのは「立体幾何学」「押入れ男は語る」「装い」あたりか。

  • イアン・マキューアン初期の短編集
    最近の作品の主人公がおっさんよりなのに対して
    この短編集に出てくる人たちはほとんど若い
    故か、酷い

    でも、なんつうか、開けたくなかった瞼を
    奥のほうにあるもう一個の瞼を
    内側から開けさせられた感じ

    我らが「悪」と看做すものはいずれの善人でも内包していて
    ふとしたきっかけで
    自分の意志じゃなくても
    膨張するときが
    大なり小なりあるよな

    そんでもって「無邪気」の化身の子供が
    実はその無邪気な行動の裏にある
    本能的に子供の立場を利用しての大人たちとの付き合いをしていたり

    マキューアンのフィルターを通せば
    「子供だから仕方ない」が通用しないというか
    マキューアンの子供じゃなくて良かった(小細工が見破られるから)みたいな

    残酷なんでしょうね
    でも、偽善よりは100万倍いい

  • 静かで異常な恋のようなものを描いた8つの短編。

    ああ、確かに気持ち悪いなと思った。
    吐き気がするというよりは怖気が走る感じ。

    でも、醜悪さを押し付けない性倒錯の話は結構すきです。

    「押入れ男は語る」の「赤ちゃんのままでいるように」育てられた男という設定は面白かったし、

    「装い」の、きれいな男の子に女装させて、自分は軍服を着る老女という図は何やらすごく変態的でいいと思う。

    あとは、
    作者さんは、母親とか女性にだいぶ鬱屈したものを抱えてそうだなと思いました。

  • くしゃくしゃにされたストローの包み紙を詳細に見つめてるような印象が終始あった。無垢なものを淫靡の言葉で語ってる、とも。

  • 寝る前に一話ずつ。

  • 私は好きです、ふひひ。噂に違わぬ淫靡でエキセントリックな一冊でありました。倒錯した性愛。学校の図書室には置けないですねぇ(‐v‐)

  • 少年と少女のひと夏の恋を、エロティシズムと恐怖を交えて綴った表題作をはじめ、大人の仲間入りを果たすために10歳の妹を誘惑する14歳の兄の姿を描いた出世作「自家調達」など、英国文壇の旗手が、時には残酷に、時には優雅に紡ぎだした八篇を収録。官能、恐怖、風刺、叙情…ブッカー賞作家の独自の世界が堪能できるデビュー作品集。サマセット・モーム賞受賞作。

  • アマゾンでの評価がよかったので読んでみたけれど、なんだか私にはどこがいいのかよく分からなかった。10代初期の子どもの性的興味が大きいのは分かりますが・・・。

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