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- Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
- / ISBN・EAN: 9784152081872
感想・レビュー・書評
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キンジー・ミルホーンシリーズ第14作目。心臓発作で急死した夫の警察官の様子が以前からおかしかったから調べて欲しいとの未亡人からの依頼。キンジーはサンタ・バーバラを離れてカリフォルニア州の片田舎で調査を始めた。閉鎖的な住民により中々調査が進まないし、誰からか狙われているようだ・・・。
久しぶりにこのシリーズを読んだけど、おもしろかった。キンジーの人を寄せ付けない態度とか仕事の取り組み方、恐怖や孤独感がうまく書かれている。訳者もやっぱりうまいんだろうな。久しぶりに恋人のディーツは出てきたけど、今回は、家主のヘンリーやデリのローザの出番がほとんどなかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
キンジー・ミルホーン・シリーズ。相変わらず元気でなにより。ってキンジーってばまだ三十六歳ってかい。ずるいぞ。歳と共に少しは角が取れたとはいえ、キンジーの自立心や偏屈具合が、今ではおなじみになってしまい、懐かしい気さえする。しかしこの、アメリカの田舎町の、せせこましい人間関係やまずそうな食い物の、うんざりするような描写。ああやだやだ。願わくはもっといいもん食って欲しい。それをすればキンジーではなく別人になってしまうが。実はロージーのレストランやヘンリーの焼くペストリーのファンなのだ。今回彼らはほとんど出番なし。
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