製造業が国を救う 技術立国・日本は必ず繁栄する

  • 早川書房 (1999年12月16日発売)
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本 ・本 (328ページ) / ISBN・EAN: 9784152082558

感想・レビュー・書評

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  • [○09/05/02完読]前作(見えない繁栄システム)よりはページが薄いので、手軽さを求めるならばこちらがお勧め。著者はソフトウェア開発を中心とする産業もポスト工業化論者の推進する非製造業として位置づけている為(一般的にはどうか知らないけど)、ソフトウェア産業に関する分析にはプログラマな私としては少し残念無念な気持ちになるのだけど、ソフトウェア産業の特性についても詳しく説明されているため、逆に為になる。なのでソフトウェアでビジネスをしている人にもお勧めできる本(何が弱みなのかが分かる)。労働集約型、資本集約型産業の観点からの分析も納得。前作よりも歴史的な背景説明には触れられておらず、また世界の製造業を中心に添えた話となっている(前作では日本が中心)。兎に角個人的偏見ではどちらもお勧め本である。「ハッカーと画家」を読むとハッカー的ものづくりと、重商主義的ものづくりの相違も見えてくる。本書で知った事:レッセフェール主義者・ニコンのステッパー・東広島市の半導体工場などなど。

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