セメント・ガーデン (ハヤカワ・ノヴェルズ)

  • 早川書房
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本棚登録 : 158
感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (183ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152082671

感想・レビュー・書評

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  • 桜庭一樹さんの読書日記で紹介されていたマキューアンの長編小説。

    死体処理や近親相姦などのちょっとショッキングな内容も含まれていた(死体処理に関してはもっとショッキングなものを読んでいるから全然大丈夫だったけれども)が、子供たちの楽園の誕生と喪失を上手く描いているというか、シンプルながらも結構生々しい感じで描いているのがいい。こういう生々しさこそ小説には必要なことだと思う。フィクションであっても。

著者プロフィール

イアン・マキューアン1948年英国ハンプシャー生まれ。75年デビュー作『最初の恋、最後の儀式』でサマセット・モーム賞受賞後、現代イギリス文学を代表する小説家として不動の地位を保つ。『セメント・ガーデン』『イノセント』、『アムステルダム』『贖罪』『恋するアダム』等邦訳多数。

「2023年 『夢みるピーターの七つの冒険』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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