フィッシュ! 鮮度100% ぴちぴちオフィスのつくり方

  • 早川書房 (2000年12月19日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (136ページ) / ISBN・EAN: 9784152083265

感想・レビュー・書評

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  • ゴミ溜めと呼ばれる程、活気の全くない組織を改善して行く物語り風のハウツー本。内容は自己啓発本系なのだが、小説風に描かれていて理解しやすい。ラストシーンがまたサプライズで印象的だ。実在する魚市場がモデルになっており、内容は身近に感じられる。人生を変えた本として誰かが紹介していたので読んでみたが、刺さる人には刺さる内容だと思った。

  • フィッシュ!―鮮度100%ぴちぴちオフィスのつくり方
    著:スティーヴン・C・ ランディン , ジョン・クリステンセン 他

    現実の生活には、理想にかなった完璧な仕事を求めることをはばむ要因がいろいろある。多くの人は家族やその生活に対して大きな責任を負っている。自分が本当にやりたいことをまだ見つけられない人もいるだろう。個人的な生活にはストレスが多く、新しい仕事をさがす時間とエネルギーがない場合もある。

    いまやっているのが必ずしも好きなことでなくても、それを好きになることにより、だれもが潜在的に持っているエネルギーと創造性と情熱をひきだすことができる。

    本書は以下の4つの秘訣をなぞりながら展開されている。
    ①態度を選ぶ
    ②遊ぶ
    ③人を喜ばせる
    ④注意を向ける

    全ては自分から変わる意識を持ち、そして自分から行動を変える。人に求めるのではなく、自分から始める。自分から認めて相手に対しては行動を求める前に理解を求める。

    自分事にすることで、責任は自分にあると理解する。
    価値観はひとそれぞれであるものの、上記の4つの秘訣の根本を理解すれば、どんな価値観においてもマイナスに働くことはない。

    人は変化を嫌う生き物。そして、それは自分も同じと認めることからスタートする。変えることにはリスクが伴う、しかし、変えないことにもリスクは存在している。

    立場によって、そのリスクの取り方や向き合い方は変わるものの、態度を選び、自分事とする仲間がいれば、そのリスクも共有し許容しながら前に進むことが出来る。

    変化への対応前にも対応中にも、振り返りの際にもそれぞれで気づきが多い一冊。

  • ゴミ溜めと呼ばれるほどやる気のないスタッフが集まった部署を何とか改善しようと奮闘する。
    そのためのヒントを魚市場から得る。

    遊び心と思いやりのある前向きな姿勢がより多くのエネルギーと情熱、生産性と創造性を出す。

    をどうやって実現させるかを書いた本
    具体的には
    態度を選ぶ、遊ぶ、人を喜ばせる
    だが
    方法や効用も紹介している
    例えば 態度を選ぶ なら
    ミーティングを開き心を込めて話をする
    態度を選ぶと言う概念をみんなが理解し自分の問題として考えることが出来るように伝える
    動機付けをする
    信念を持ってやり通す

    遊びの効用
    楽しい気分だと親切にできる
    楽しい時は創造性も高まる
    時間が早く過ぎる
    楽しむことは健康に良い
    仕事自体が報酬になる
    報酬を得るための方策ではなくなる。

    人を喜ばせることの効用
    相手に良いサービスを提供すると他人に奉仕する人間としての満足感が得られる。
    それによって自分自身の問題ではなくどうすれば人の役にたてるかという点に意識を集中できる。
    これは健康的で良い気分もたらしさらなるエネルギーを産む

    お金よりも心を重視した働きかた改革
    心が動けば体が動く。体が動けばお金が動く。
    ということだと思う。

  • 職場の雰囲気を変えようとするリーダーの働きかけかたの参考に。楽しく読めて、必要な情報がすんなり入ってくる良書

    実際に魚市場に行きたくなりました。

  • 目的、イキのいいオフィスへの4つのコツはなに?
    4つ教えてもらったコツのうちあえて一つにすると「態度を選ぶ」だな。イキの良さが魚屋さんから学べる着眼点が素晴らしい! そういえば鮮魚市場はどこも活気づいてるな〜。

    •仕事そのものは選べなくても、どんなふうに仕事をするかは自分で選べる

  • 感想
    組織を若返らせる。気分なんて曖昧なものは管理できない。だから個人の領域に閉じ込めた。だがそれでは会社は暗くなる。エンジンをかける方法。

  • 実在する活気溢れた魚市場をモチーフにしたビジネス書で、仕事の姿勢に対し得るものがある。もう一度読もう。(2002.8.13HPの日記より)
    ※2002.8.8購入@読書のすすめ
     2002.8.13読了
     2002.8.16読了(2回目)
     2005.2.27売却済み

  • 大学の頃から組織論を学んでいる私のバイブルです。

    組織論の勉強にもなるし、自己啓発にもなる、私の1軍図書です。
    近々、この本を要約したブログを書こうと思います。

  • - 7つの習慣に出てくる自己責任の原則そのもの。その仕事への応用と言ったところ。
    - 遊ぶというのはなかなかビジネス書には出てこない要素ではないか。本当の遊びというより遊び心とかゲームの要素を仕事に取り入れるという理解をした。
    - 単調なルーティンワークには、自分のやってることを好きになるという考え方は非常に効果的かもしれない。が、今の仕事は自分に合ってる仕事と思えるのであまり刺さらなかった。

  • 何事も自分で楽しもう。
    そう、俺はFISHだったのだ

  • お気に入りの本なのに記録が残ってない。2000年夏にWilmingtonで経験した後、年末に日本語訳本が発売され予約購入。
    先輩に貸して戻ってこないので再購入。

  • 【Business】フィッシュ / スティーヴン・ランディンほか / 20181001 / (53/721)<132/101165>
    ◆きっかけ
    部内読書会

    ◆感想
    ・言うは易しと、ついネガティブに考える。確かに、遊びは必要だが、それができる場の雰囲気か?要はそれを受け入れられる相手か、という点は大きいのでは。
    ・ただ、自分でできることもできる。それは、態度を選らぶ、ということ。あと、人を喜ばせる、ということ。これは心掛けたい。


    ◆引用
    ・仕事そのものは選べなくとも、どんなふうに仕事をするかは自分で選べる。
    ・自分が被害者であると思っていた方が楽。
    ・会社は必ずしも牢獄ではない。だが、そこでの仕事のやりかたいかんによっては、牢獄にある。私は自分で牢獄を作ってしまった。自分への信頼の欠如が、牢獄の壁だ。
    ・人を喜ばせる=なるべくいい思い出をつくってあげる
    ・態度を選ぶ、遊ぶ、人を喜ばせる、注意を向ける。
    ・遊びの効用
     -楽しい気分だと人に親切にできる
     -楽しい時は創造性も高まる
     -時間が早く過ぎる
     -楽しむことは健康に良い
     -仕事自体が報酬んあり、報酬を得るための方策ではなくなる。
    ・人を喜ばせることの効用
     -ビジネスにとって好ましい
     -相手に良いサービスを提供すると、他人に奉仕する人間としての満足感が得られる。それによって自分自身の問題ではなく、どうすれば人の役に立てられるかという点に意識を集中できる。これは健康的でよい気分をもたらし、さらなるエネルギーを生む。

    ===読書会にて===
    ・元気な挨拶
    ・愚痴にはオチを
    ・褒める
    ・何でも成長を実感
    ・ウォーミングアップ必要

  • 当たり前のことが、当たり前のようにしか書いてないのだけど、ふと気づかされるものがあった。

    パイクプレイス懐かしい。
    そうだよね魚屋さんたいへんだよね。

  • 職場で心病んで休職する人が2人もいる話をすると、妻が教えてくれた考え方「フィッシュ!」本を探して読んでみる。

    態度を選ぶ
    ・職場でいい思い出を作る、人を喜ばせる
    ・お客に注意を向ける
    ・仕事に意欲を持ち、自分の仕事を好きになる事を選ぶ

    やる気が無く、うまく回っていないバックオフィス系の部署の部長に任命された女性主人公、近くの威勢の良い魚屋に仕事のやり方を教えてもらい、部署を元気づけるストーリー
    読んでそうだよなと思い、私も職場で周りを喜ばせようと思う。

    【共感】
    自分が被害者だと思っている方が楽だが・・・

    仕事のやり方によっては職場は牢獄となる、自分への信頼の欠如が牢獄の壁だ

  • まずとてもわかりやすい。物語形式なので、さくっと読めました。

    ここで書かれてるポイントは
    1、態度を決める
    2、注意を払う
    3、人を喜ばせる
    4、遊ぶ
    の4点。組織全体を大掛かりに変えるストーリーなので、スモールスタートする際にどうするのかはこのままではできないが、個人レベルでできることも多く、明日から実践したい内容が多かった。

    実際に導入してる企業の事例を読んでみたい。

  • シアトルのパイクプレースマーケットの魚売り場の活気をオフィスに活用したら、どうなるか、というストーリーもの。

    かるく読める。まあ、当たり前の事が書いてある。が、実際にこれをやる人はあまりいないだろう。そういうもんだろう。もう一工夫欲しいところ。

    ちなみに、シアトルには昔住んでいて、パイクプレイスマーケットは好きな場所で、よく行っていたのだが、こんな感じじゃなかったけどな。

    その後、変ったんだろうな~。

    パイクプレイスマーケットに行って、カニ食べたり、近くのメキシカンレストランにいったりしたくなった。

  • 人生のうちで多くの時間を費やす仕事、その仕事をどのように取り組むかは大事、そしてそれは自分次第。でもやはり、仕事の内容も大事だとは思う。



    仕事そのものは選べなくても、どんなふうに仕事をするかは自分で選べる

    世界に名を轟かせるような1日を過ごす方が、平凡な1日を過ごすよりずっと楽しい

    退職するまでの日々をただ漫然と過ごすには、人生はあまりに貴重だ

    遊ぶ、楽しむ

    参加、お客が参加できる方法を見つける、一緒に楽しんでもらえる方法を探す
    お客を喜ばせる

    注意を向ける

    自分で見つける方法を考えた方が効果的

    人に注意を向けると、相手を真っ直ぐ見る、親友と話している時みたいにね、まわりでいろんなことが起こっていても、相手のことだけを考えてあげられる

    態度を選ぶ
    遊ぶ
    人を喜ばせる
    注意を向ける

  • 20170121読了
    魚市場を題材に、職場を活性化する方法について書かれた本。

    事業部長がオススメしていたから読んでみた。
    内容は短く要点は分かりやすい。
    仕事を楽しむか、つまらないと思うかは自分次第ということ。

    ・仕事は選べないが態度は選べる

    ・仕事の中に遊びを取り入れる

    ・人を喜ばせる、貢献感

    ・注意を向ける、現在は贈り物(プレゼント)

  • 4つのコツ
    ・⭐️態度→ポジティブな姿勢で出社する、みんなを理解し自分の問題として考える、信念を持ってやりとおす、仕事をするときどんな人間になりたいか
    ・遊ぶ→⭐️活気に溢れるような遊び方、楽しい気分だと人に親切にできる
    ・人を喜ばせる→⭐️エネルギッシュな雰囲気で同僚に接する
    ・注意を向ける→人が必要としている瞬間を逃さないやうに

    ⭐️職場に入る時、今日を素晴らしい日にすることを選択する

  • やらなくてはいけない事、
    やりたい事、
    やりたくない事、

    環境や他人のせいにせずに
    意識付けをするのは大切ね

    どんな状況下においても
    変わる事は出来るし
    変える、という意志を持って
    取り組む事は必要。

    楽しもうね♡

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