ソドムの林檎

著者 : 野阿梓

• 早川書房 (2001年9月1日発売)

感想・レビュー・書評

[里胡さんの感想 · 2008年1月22日]

一話目だけ呼んだ。他のシリーズを読めば楽しめるかも。その後を書いて欲しい。

[iMaizuさんの感想 · 2013年1月10日]

カタカナの名前がいっぱいでちょっと混乱…。
特殊能力とか武器とか、よく考え付くなぁと思います。そういう戦闘シーンも面白いし、揺らぐ心とかも面白かったです。

[依花さんの感想 · 2009年1月24日]

ブレイン・キッズ、夜舞、ソドムの林檎、の３つの短編集

キノ・グラースはテロリスト。毎朝の日課、５キロのジョギング中、少年を見かけ、次の瞬間大地に投げたおされた。
地震かと思った衝撃は、違った。そして、鮮緑のジャングルにキノはいた。
そして彼女が見つけたのは、きらりと光る金属片。――ブレイン・キッズ

王都イクスキュナプラの夜は、百日以上、続いていた。
暗殺者のザウパーとプラジェスは突入した。
しかし、そこには、男が血塗れでしんでいた。――夜舞

姉川孤悲は月バスに乗っているとき襲撃に遭うが、狙撃者たちを殲滅。
その後、将軍の頼みで将軍の孫・ミハイルを奪還することになる。
ケプラー市、ソムニウム区を巻き込んで終焉を迎える。――ソドムの林檎

[片秀さんの感想 · 2005年9月27日]

ソドムとゴモラの都のように。
そんな台詞があった。何だったか忘れたけど。
「ソドム」と「林檎」の組み合わせに飛びついた次第です。

著者プロフィール

1954年福岡県生まれ。西南学院大学文学部卒。短篇「花狩人」が第5回ハヤカワ・SFコンテスト入選第1席を受賞してデビュー。主な作品に、『武装音楽祭』など美貌のテロリストを主人公とする『レモン・トロツキー』シリーズ、『バベルの薫り』『月光のイドラ』『ソドムの林檎』『伯林星列』などがある。

「2018年 『月夜見エクリプス』 で使われていた紹介文から引用しています。」