カヴァリエ&クレイの驚くべき冒険

  • 早川書房 (2001年11月21日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (344ページ) / ISBN・EAN: 9784152083791

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プレミアム

みんなの感想まとめ

テーマは、友情と冒険、そして戦争の影響を受けた二人の若者の成長です。主人公のジョーとサムは、アメコミの創造を通じて絆を深めながら、時代の波に翻弄されていきます。ジョーの派手な冒険と、孤独なサムの心情が...

感想・レビュー・書評

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  • ネタバレ。


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    派手に立ち回るのはジョーの方だけれど、感情移入したのは孤独なクレイ。

    ジョーが大冒険を終えてラストでようやく救われる一方で、クレイはこれから一人冒険に旅立つことを思うと。その対比が。うう。

    ラブロマ展開としては、ジョー側が結構あっさりくっつくのに対し、クレイ組のじれじれ展開にちょっと笑う。
    夜の万博に忍び込んで雷が鳴った瞬間にキスとか。少女漫画か!

  • 1939年、ニューヨークに暮らすサム・クレイの元に、従兄のジョー・カヴァリエがやって来る。
    彼は、ナチスが迫るチェコから一人で逃れてきたのだ。
    ジョーの画才を知ったサムは、金が要るという彼に、ある仕事を思いつく。
    サムは、パルプ雑誌や誕生間もないアメコミが好きで、
    二人で新たなヒーローを創り出そうというのだ。
    その名は、あらゆる束縛から人々を開放する超人マジシャン、エスケーピスト!
    雑誌は売れ、ラジオドラマ化、映画化と、二人のコンビで順調に見えたが、
    大戦の影が二人を引き裂くことに……
    ピューリッツァー賞受賞の小説なんて初めて読みましたわ。漫画はあるけど。
    アメコミ黎明期からメディアの拡大、そして魔女狩りまでの時代を横軸に、
    ジョー・カヴァリエの世界各地での冒険とサム・クレイのアメリカでの日々を描く。
    あとがきによると、翻訳は、作者による海外用の縮約版だそうだ。
    原著は3倍くらいあるらしく、そのせいなのか、結構時代が一気に跳ぶ。
    原著の情報は全く知らないんだけど、
    よくある家族の年代記っぽく、まるまる十数年間のことが細かく書かれていたり、
    サムの様子も詳しく描写されていたりするのかな?
    翻訳版は、ジョーがメイン。
    アメコミのことも削られてりして……
    ただ、その分、さくさく読める。
    悪くいえば、ダイジェスト風。
    帯には映画化決定(2001年現在)ってなってるけど、確かに映画っぽいかも。
    個人的には戦時中のアメリカの様子とか、
    ラストのアメコミ暗黒時代、ドクター・ワーサムのこととか詳しく読みたかったなぁ。
    原著がどうなってるか分からないから、なんとも言えないけど。
    栄光と挫折、っていうほど落ちぶれる感じもないから、イマイチ読後に残らない。
    それを感じるより先に場面がどんどん進んじゃうんだよね。
    アメコミ部分は面白かったけど。
    ちなみに、作中のヒーロー、エスケーピストはスピンオフして、Dark Horseからコミック化されてます。

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