太陽の簒奪者 (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

  • 早川書房 (2002年4月23日発売)
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本 ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784152084118

感想・レビュー・書評

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  • 第31回茨木ビブリオバトル テーマ「31」で紹介した本です。
    2020.10.4

  • うーん…SFは嫌いじゃないんだけど…ハラハラ・ドキドキするような話ではないかな。

    知的生命体にも色々あるのねーって感じ。虫とかに近い感覚なのかな。

  • テンポよく話が進むファーストコンタクトものSF。
    人間とは異なる社会性を高度に発展させた異星人の設定が好み。

  • ・水星の異変に最初に気づいた一人である白石亜紀はその生涯のほとんどをそのことを発端とした一連のできごとに費やすこととなった。
    ・水星の異変は宇宙を渡る知的生命体がとある目的のためになしたと予測されたが彼らはなぜか地球からの働きかけを完全に無視しているようだった。
    ・アリやミツバチとか植物とかが進化して群れ全体が一個の生物、あるいは脳となった知的生命体と果たしてコミュニケーションとれるのかとかはずっと考えてた。「マクロス・フロンティア」のバジュラとか「ガンダム00」のELSとか。そんな感じの話かなあ。

  • #日本SF読者クラブ 「SFが読みたい! 2003年版」国内篇ベスト1。短編版(2000)と長編版(2003)の双方で星雲賞を受賞。地球から日射を奪う謎のリング。誰が何の目的で構築したのか。その謎に主人公白石亜紀が人生をかけて挑む。
    SFマガジン掲載中から注目して読んでいた。その掲載作を加筆し長編化した作品だが、4Hの先を尖らせた鉛筆で書いたような味わいがある。泣かせる場面もあり、野尻氏の作品では一番好きかも。

  • ベストSF2002年1位

    【要約】


    【ノート】

  • ハードなSFで痺れました。生命体の描写は好みが分かれるところかもしれません。それに至るまでのリアルな、もしくはリアルっぽい宇宙科学の描写からの流れですんなり受け入れられるかどうか。

  • 太陽に突如リングが形成され、そのリングを作っている異星人と地球人の戦いという感じです。
    リングに対して無力であった人類が一矢報いることで、急速に技術発展していきます。
    そして、リングを形成していた異星人が太陽系に到着し、その進化した技術で迎え撃とうとします。
    しかし、切り札となっていた異星文明の兵器は…。
    異星人が太陽系に到着した痕の目的は…。
    古典的SFをベースにして、現代の技術や世界観を乗せた感じで、読みやすかったです。
    異星人サイドの状況は、ナノマシンと通信への応答から、容易に想像できました。
    そのあたりが、いわゆる古典的SFなんでしょうね。
    著者の経歴も面白くてCADプログラマからゲームデザイナーへ、そしてゲームのノベライズで小説家デビューとなっています。
    だからなんでしょうけど、そのままゲームに持っていけそうな感じの小説でした。
    面白かったです。

  • 水星の異変に気づく冒頭から、どんどん話に引き込まれていく。ラストに至るまで全く飽きさせない。

  • これぞ日本SFなんだなあ、と思います。「かめ探偵K」読んだあとだったからより衝撃を受けたww実に面白い。

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