それでもヒトは人体を改変する

制作 : 垂水 雄二 
  • 早川書房
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本棚登録 : 15
レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (358ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152085382

作品紹介・あらすじ

地球上に多様な生命を作り出した「進化」は、生命体には制御不可能な、悠久の時の経過を必要とする過程である。だが人類は、それを自分の意思のもとに進め、自己の生物学的性質を改変する技術を手にしようとしているのかもしれない。「人類自己再設計時代」の到来だ。発展著しい遺伝子テクノロジーで注目の、「生殖系列工学」。それは生殖に関わる細胞を直接操作するだけに、その安全性・倫理的妥当性をめぐり議論が絶えない。しかし、技術開発の進展が逆転できない以上、近い将来「安全な」技術が開発される。そうなれば、遺伝子技術慎重論者の主張する「公権力による世界的な抑止」など、どだい不可能なのだ。自由市場の原則にのっとり、この技術を積極的に施行することこそ、最大の利を人類にもたらすにちがいない。遺伝子技術推進派最大のイデオローグが、豊富な具体例を交えつつ、クローニング、胚性幹(ES)細胞、胚スクリーニングなど、その是非の問われている最先端技術の積極推進を謳いあげる本書は、その過激な主張で論争を巻き起こした。SFではない現実世界で、推進か抑止かのどちらかを選ぶしかない、私たちの意思決定に不可欠な現状認識を提供する1冊。

感想・レビュー・書評

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  •  2002年頃に書かれた本なので、今の時代とマッチしているかと言われれば、違うのだろうけれど、科学に対する倫理観的な考え方としては、(私が素人だからか)実にわかる。
     タイトルの通り、ヒトが良いと思うことは止めることが出来ない。そのまま進んでいく。

     その結果がどうなるかなんてのは、もちろん分からない。
     ヒトの変化が望みのままに出来たとしても、望む未来を得られるとは限らないので。
    (当たり前の話だけどね)
     
     それでもヒトは選択するだろうし、そのために考えるのをやめてはいけない。

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