駆けてきた少女 ススキノ探偵シリーズ (ハヤカワ・ミステリワールド)

  • 早川書房 (2004年4月9日発売)
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本 ・本 (416ページ) / ISBN・EAN: 9784152085559

感想・レビュー・書評

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  • ススキノシリーズの7作目でもう「俺」は47歳とな。すっかり親父で元気がない。
    途中まで気になる伏線が山盛りだっただけに、最後のケツのまくり方は小説として残念極まりない。しかし、しかしだ。この「俺」が歳をとり、説明するのが面倒くさくなったんだな、と諦念が生まれるのが不思議。

  • ススキノ便利屋シリーズ7作目。

    「ススキノ、ハーフボイルド」とリンク。勝呂麗奈が補導されるまでの経緯が主。先に「ハーフボイルド」を読んでいるので結末は予想できたものの、先のと同様ラストは随分駆け足で終わり、何だか消化不良。勝呂も柏木ももう少ししっかりと描いてくれていたらなぁ、、、。正直、どうして「俺」が勝呂にそこまで入れ込むのか最後まで理解できずに終わった、、、。
     
    今作は更に畝原シリーズの「熾火」ともリンクしている模様。今作も「ハーフボイルド」の方も何とも苦々しい終わり方だっただけに、畝原のほうではすっきりとした終わり方を見せて欲しい、ナ。

  • ちょっと滑らかすぎるかなと思う時があったww

  • 面白いフレーズが沢山転がっていた。
    何だか拍子抜けなラストだった分、次を読むのが楽しみ。

  • 再読。とはいえ、ここに書いてないということはほんとに2回目だけってことだ。シリーズものだから☆3を付けたけど、この終わり方は何なんだ!って感じ。別シリーズとセットになってるというからそっちも再読するけど。しかし、この終わり方は何よ。気持ち悪い柏木のことも全然わかってないし。去勢ショーが実際行われたのも切ない。あー、嫌だ嫌だ。

  • 2818.2.2

  • 2015.2.12-13
    俺が47歳となったススキノ探偵シリーズ7作目。簡単端折られあっけなさ過ぎな結末。

  • ススキノ探偵シリーズ第七作。

  • う〜ん。明確な敵というものが存在しないし、巻を追うにしたがって俺が肝心のバーに行かないし(笑)
    本筋には関係ないが前作からやたらとシャワートイレにこだわり過ぎ(笑)
    唯一共感できたのは、一生懸命ひとりで頑張ってる女にはクズな男がつくというくだりくらいか(笑)
    私には当てはまらないでほしいわぁ〜(笑)

  • なかなか良かった。
    人物像もしっかりしていて、分かりやすかった。

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著者プロフィール

一九五六年札幌生まれ。本郷幼稚園中退、本郷小学校卒、東白石中学校卒、札幌東高等学校卒、小樽商科大学中退、北海道大学文学部哲学科中退。
現場作業員、ポスター貼り、調査員、ガードマン、トラック助手、編集者、広告営業、コピーライター、受刑者など諸職を転々。
一九九二年『探偵はバーにいる』(早川書房)で小説家としてデビュー。同作は、一九九三年『怪の会』激賞新人賞受賞。
二〇〇一年『残光』(角川春樹事務所)で日本推理作家協会賞受賞。

「2010年 『北の作家 書下ろしアンソロジーvol.2 utage・宴』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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