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Amazon.co.jp ・本 (1000ページ) / ISBN・EAN: 9784152085573
感想・レビュー・書評
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リチャードドーキンスの本。
進化論に関する本。
偶然の積み重なりについて詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
あらゆる生命には、先の見通しをもってデザインをする時計職人はいない。目的から逆算して生命はできてない。あくまで自然淘汰で生命は出来上がっていて、見通しを持たず、目指す目的もない、自動的過程である。
というダーウィンの主張を、様々な観点から論証をしていく。自然淘汰以外の主張を叩きのめす。所々論拠を理解するのは難解で理解せずに飛ばしてしまった。 -
図書館に無し
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本書の主題は主に2つ。進化は漸進的かつ累積的であることの明快な説明。そして、これに反する理論の痛快な論駁。
私には、どちらかというと前者の主題により興味を惹かれる。進化は漸進的かつ累積的であるからこそ、現在の驚くような生物多様性が実現している。
では、そもそも生命体はどのように現れたのか?これについても、一つの明快な仮説を提示している。
例えば、窒素、二酸化炭素,水素・・原始の大気のありとあらゆる成分を混ぜ、加熱させ・・そこで偶然にも自己増殖する分子の生成する確率が仮に10億分の1だったとしても、宇宙に存在する惑星全体(おそらく1兆の100万倍)からみれば、決してありえない確率ではないという。
そして、例えば「目」のように現在の科学でも人工的に再現できないような精緻な器官も、数十億年という漸進的かつ累積的な進化(しかもそれは意識も目的もない、自動的な過程)によってなされたものと説明することができるという。ひとつの生命の精緻な器官の総体から驚くような生物多様性までこのような秘密があるとかと目を見開かせてくれる。自分という生命体がいまここにいることは、奇跡中の奇跡中の奇跡中の・・奇跡であると改めて実感する。 -
自然選択による生物進化の解説と、反対論の論破を行う啓蒙書です。我々はなぜ存在しているのか、生物の設計にはデザイナーがいたのか、「盲目の時計職人」すなわち偶然の積み重ねが創り出したものなのかを論じています。一般向けなので、比較的読みやすい科学書の一つです。
【めろんぱん】
【エリアA:どこで切り取ったって、いいじゃん:“難しそうな”本
難しそうで、手を付けられなさそうなことも、ちょっとやってみると自分のものにできたりします。本だって、読破できなくとも、フレーズだけ好んでも良いのです。ここでは、私が挑んだ“難しそうな”本や、その世界にのめり込める本をご紹介します。】
●図書館で借りられます。貸出中の場合は予約できます。下記URLからどうぞ。
https://library.auhw.ac.jp/CARIN/CARINOPACLINK.HTM?IS=9784152085573 -
難しい言い回しが多く、一読では十分な理解に到達出来なかったので、また機会を見つけて読んで見たい
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進化論の解説本として好適な一冊。
71ページからの「コウモリたちの学術会議」のくだりがドーキンス節炸裂で特に印象に残ります。
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ダーウィニズムの自然淘汰説だけが、生物の進化を説明できるということを力説している本。アメリカの本だけあって、インテリジェントデザイン説などに対する反駁に力が入っている。
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サイエンス
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難しかった・・・ほとんど何も分からなかった・・
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『祖先の物語』、『虹の解体』の参考文献。
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私たちはなぜここにいるのか。
なんてことを考えられるほど、生命はなぜかくも複雑に、いわば合目的的に進化したのか。
というのは、最大の謎であるが、実は、その問いは、ダーウィンが既に答えてしまっている。にもかかわらず、多くの人はまだこの問いが未解決であると思って、あーだ、こーだ、言っている。生命進化は、ランダムな突然変異と自然淘汰による漸進的な変化以外にありえないじゃないか。神によるデザイン論はいうまでもなく、形質遺伝のラマルク主義も、グールドの「区切り説」も、全部、邪説か、ダーウィン主義のマイナーなヴァリエーションでしかない。喝!
といった本です。私は、「私たちはなぜここにいるのか」問題に興味をもって、この本を1年くらい前に手に取ったのだが、著者の論理展開にやや強引なところを感じて、途中で放棄していた。その後、複雑系やら宇宙論やらを読んで、再び、この本に帰ってきた次第。相変わらず、強引な語り口は気になるものの、いろいろ読んだ後では、著者の見解は、真っ当な標準学説だということが分かった。ある意味、「生命は生じるべくして生じ、進化すべくして進化した」というニュアンスの強いカウフマンでさえ、進化の目的性といったことは考えておらず、ドーキンス的な「ランダムな突然変異と自然淘汰による漸進的変化」のフレームのなかに収まりうるものなのかもしれない。
でも、これで生命の起源や進化について、納得したかというと、やっぱりまだまだだな。生命が発生し、ここまで複雑に進化するということが、著者のいうようなランダム性と自然淘汰だけでなされるということに対する違和感はどこまでも続くのであった -
利己的な遺伝子のドーキンス博士がおくる、ダーウィン進化論の徹底的サポート。反対説をひとつずつ機能的に論破していく様は壮観。
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ドーキンス先生の著書で読んでおきたいもののひとつ。
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よい。どーきんすの面白さがわかってきた。
一段階淘汰と累積性淘汰の話が特に重要。 -
進化シリーズ第3弾。「利己的な遺伝子」で衝撃を与えたリチャード・ドーキンスの著作で、ダーウィン主義に反する**論を次々に論破する形をとりながら、進化論の真髄を解説するもの。ここでも一般的な理解と専門家の知識では乖離があることを確認。同時に、進化に限らずスケールを大きく考えることは、真実を見出すために必要であると再確認。
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中央
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この本を読むと欧米では未だ進化論懐疑はあり、その根が深いことがうかがい知れる。また、進化とはそれこそ数え切れない組み合わせからの偶然の結果として起こっているということに改めて驚かされる。
神の見えざる手という表現があるが、そもそも我々が何らかの認知を行う場合その宗教観にどうしても引きずられる。この本の主旨は、数え切れない偶然も積み重なれば必然に見えるということにある。
確かに人が進化に介在し、それを進めるという一人称で考えれば、今の生物の進化は、人のそれを凌駕する力の手によるものだとも言える。しかし、そういうチカラを前提にすることは科学の否定にもつながる。筆者はそれを「盲目の時計職員」や「タイプライターをやみくもに打つ猿」になぞらえ否定している。
話は変わるが、新しいアイデアを思いつく時に大事なのは、とにかく数を出し、その中から選び出すことだという。また、スポーツ、楽器演奏、絵を描くことなどは、絶え間ない繰り返しの中で良いものが生まれると言われる。才能とはその大量生産ができることとも言われる。
この本を読むとその考えの正しさを改めて思い知らされる。すなわち、なんでも試すことにはそれだけで価値があるのである。多くの失敗がより良いものを産む土壌たりえる。
急がば回れとはやはり名言だ。 -
これだけ複雑な生物というものがダーウィン進化論で説明できるのか?という疑問に明快に答える書.
ドーキンスの切れ味はいつも鋭い.
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