盲目の時計職人

制作 : 日高 敏隆  中島 康裕  遠藤 彰  遠藤 知二  疋田 努 
  • 早川書房
3.74
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本棚登録 : 439
レビュー : 29
  • Amazon.co.jp ・本 (529ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152085573

作品紹介・あらすじ

ベストセラー『利己的な遺伝子』で、生物学ばかりか世界の思想界を震撼させたリチャード・ドーキンス。その彼が、いまだに批判・攻撃を受けるダーウィン理論のいくつかの面をとりあげ、異論のひとつひとつを徹底的に論破していく。本書は鮮烈なまでに見事なダーウィン主義の本であり、自然淘汰による進化が、われわれにとって最大の謎に答えるに十分なほど強力な理論であることを明らかにするだろう。その謎とはこうである-「われわれ自身が存在しているのはなぜか?」。

感想・レビュー・書評

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  • ダーウィニズムの自然淘汰説だけが、生物の進化を説明できるということを力説している本。アメリカの本だけあって、インテリジェントデザイン説などに対する反駁に力が入っている。

  • サイエンス

  • 難しかった・・・ほとんど何も分からなかった・・

  •  
    ── ドーキンス/日高 敏隆・中島 康裕・遠藤 彰・遠藤 知二・疋田 努・訳
    《盲目の時計職人 The Blind Watchmaker 20040324 早川書房》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4152085576
     
    ── ドーキンス/日高 敏隆・岸 由二・羽田 節子・垂水 雄二・訳
    《利己的な遺伝子 The Selfish Gene 20060501 紀伊國屋書店》増補新装版
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4314010037
     
     Dawkins, Clinton Richard 19410326 Nairobi England /進化生物学・動物行動学
     Paley, William      174307.. England 18050525 61 /自然神学
    ── ペイリー《時計職人のアナロジー Natural Theology 1802 England》
     
    (20180712)
     

  • 『祖先の物語』、『虹の解体』の参考文献。

  • 私たちはなぜここにいるのか。
    なんてことを考えられるほど、生命はなぜかくも複雑に、いわば合目的的に進化したのか。
    というのは、最大の謎であるが、実は、その問いは、ダーウィンが既に答えてしまっている。にもかかわらず、多くの人はまだこの問いが未解決であると思って、あーだ、こーだ、言っている。生命進化は、ランダムな突然変異と自然淘汰による漸進的な変化以外にありえないじゃないか。神によるデザイン論はいうまでもなく、形質遺伝のラマルク主義も、グールドの「区切り説」も、全部、邪説か、ダーウィン主義のマイナーなヴァリエーションでしかない。喝!

    といった本です。私は、「私たちはなぜここにいるのか」問題に興味をもって、この本を1年くらい前に手に取ったのだが、著者の論理展開にやや強引なところを感じて、途中で放棄していた。その後、複雑系やら宇宙論やらを読んで、再び、この本に帰ってきた次第。相変わらず、強引な語り口は気になるものの、いろいろ読んだ後では、著者の見解は、真っ当な標準学説だということが分かった。ある意味、「生命は生じるべくして生じ、進化すべくして進化した」というニュアンスの強いカウフマンでさえ、進化の目的性といったことは考えておらず、ドーキンス的な「ランダムな突然変異と自然淘汰による漸進的変化」のフレームのなかに収まりうるものなのかもしれない。

    でも、これで生命の起源や進化について、納得したかというと、やっぱりまだまだだな。生命が発生し、ここまで複雑に進化するということが、著者のいうようなランダム性と自然淘汰だけでなされるということに対する違和感はどこまでも続くのであった

  • 利己的な遺伝子のドーキンス博士がおくる、ダーウィン進化論の徹底的サポート。反対説をひとつずつ機能的に論破していく様は壮観。

  • ドーキンス先生の著書で読んでおきたいもののひとつ。

  • よい。どーきんすの面白さがわかってきた。

    一段階淘汰と累積性淘汰の話が特に重要。

  • 進化シリーズ第3弾。「利己的な遺伝子」で衝撃を与えたリチャード・ドーキンスの著作で、ダーウィン主義に反する**論を次々に論破する形をとりながら、進化論の真髄を解説するもの。ここでも一般的な理解と専門家の知識では乖離があることを確認。同時に、進化に限らずスケールを大きく考えることは、真実を見出すために必要であると再確認。

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著者プロフィール

【著者】 リチャード・ドーキンス (Richard Dawkins)
1941年ナイロビ生まれ。オックスフォード大学時代は、ノーベル賞を受賞した動物行動学者ニコ・ティンバーゲンに師事。その後、カリフォルニア大学バークレー校を経て、オックスフォード大学で講師を務めた。

1976年刊行の処女作『利己的な遺伝子』は世界的ベストセラーとなり、世界にその名を轟かせた。この本は、それ以前の30年間に進行していた、いわば「集団遺伝学と動物行動学の結婚」による学問成果を、数式を使わずにドーキンス流に提示したもので、それまでの生命観を180度転換した。

その後の社会生物学論争や進化論争においては、常に中心的な位置から刺激的かつ先導的な発言をしており、欧米で最も人気の高い生物学者の一人となる。

積極的な無神論者としても知られており、2006年に刊行した『神は妄想である』も全世界に衝撃を与え、大ベストセラーとなった。

王立協会は2017年に、一般投票による「英国史上最も影響力のある科学書」の第1位として『利己的な遺伝子』が選ばれたことを発表した。

「2018年 『利己的な遺伝子 40周年記念版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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