あまんじゃく (ハヤカワ・ミステリワールド)

  • 早川書房 (2004年9月16日発売)
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本 ・本 (400ページ) / ISBN・EAN: 9784152085917

感想・レビュー・書評

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  • 元外科医の殺し屋を主人公にした、連作短編。医療テーマがいろいろ絡んでいるので考えさせられる面も多いし、痛い部分もかなりある。だけどそんな中で繰り広げられる智謀にはわくわくするなあ。「報復」の手段もバリエーションに富んでいて、かなり読み応えあり。かなり勉強になるかも、という気すらした(何のだ)。
    また、「連作」としての物語にも納得。このラストも好きだなあ。

  • ===現代医療の暗部を鋭くえ抉りだした社会はクライム・サスペンス===殺し屋さんのお話なんです。でも、医療の現場が絡んでるんです。連作短編なんです。だから読みやすいんです。痛快な悪人退治ではないので、ちょっとドロ暗なんですけど引き込まれます。シリーズ物として、続編を期待してしまいます。ドラマにしたら面白いでしょう。

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