ラヴ (トニ・モリスン・コレクション)

  • 早川書房
3.50
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本棚登録 : 26
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152086259

作品紹介・あらすじ

かつては、陽気なジャズが流れるなか、きらびやかな衣裳に身をつつんだ人々が朝まで踊り明かした海辺の高級リゾート、コージーズ・ホテル。貧しい生まれのヒードとホテル王の孫娘クリスティンは、海辺で出会って以来の幼なじみだった。だが、ヒードがホテル王の妻となった時から二人は長年、醜い財産争いを繰り広げ、ホテルがすっかり朽ち果てたいまも、二人の闘いが終わることはなかった…。謎めいた語り手だけが知る、遺産をめぐる真実とは-女たちの哀しい愛憎を叙情豊かに描く、ノーベル文学賞受賞作家の新たな傑作。

感想・レビュー・書評

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  • 頑張って半分まで来たけど
    ちょっと終わりそうにない
    入り込めないままでしんどい

  • いい小説(なにをもって“いい小説”というか、ということはあるにせよ)なんだろうけれど、私の趣味ではないのね。残念なことに。

  • 「スーラ」とよく似ている、女同士の友情を綴った物語。それは、爽やかな心ではない。憎しみの上に、苦しみの果てに、悲しみの中に。
    深い傷が膿まなくなった頃、その傷跡をいとしく指でなぞることができるだろうか。

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著者プロフィール

1931-2019。アメリカ合衆国の作家。小説に、『青い眼がほしい』(1970)、『スーラ』(1973)、『ビラヴド』(1987)、『ジャズ』(1992)、『ホーム』(2012)など。彼女の長編小説はすべて日本語に翻訳されている。絵本に、スレイド・モリスンとの共著『子どもたちに自由を!』(1999、長田弘訳、みすず書房、2002)『どっちの勝ち?』(2007、鵜殿えりか・小泉泉訳、みすず書房、2020)、『いじわるな人たちの本』(2002)、『ピーナッツバター・ファッジ』(2009)、『小さい雲と風の女神』(2010)、『カメかウサギか』(2010)、『ほんをひらいて』(2014、さくまゆみこ訳、ほるぷ出版、2014)など。写真絵本『忘れないで――学校統合への道』(2004)はモリスンの単著。ノーベル文学賞(1993)のほかに、全米批評家協会賞、ピュリツァー賞、大統領自由勲章など数々の賞を受賞。プリンストン大学などで教鞭をとった。

「2020年 『どっちの勝ち?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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