恐るべき空白 死のオーストラリア縦断 (ノンフィクションマスターピース)
- 早川書房 (2005年4月21日発売)
本棚登録 : 65人
感想 : 6件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (360ページ) / ISBN・EAN: 9784152086358
みんなの感想まとめ
探検と悲劇が交錯する物語で、1860年のオーストラリア中央部を舞台にした実際の探検隊の苦闘が描かれています。長らく未踏の地に存在すると信じられていた巨大な湖の真相を求め、探検隊は過酷な環境に挑みます。...
感想・レビュー・書評
-
我が推し作家椎名誠が推薦していた探検記。当時謎だったオーストラリアの真ん中に何があるかを探索した探検隊の話。昼夜の寒暖差で岩が爆発するという凄まじい環境と、すれ違いが生んだ悲劇。現役プロジェクトマネジャーとしては、準備と想定が全てなんだなと思ったのです。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
オーストラリアの中央部は長らく未踏で、巨大な湖があると信じられており、その真偽を確かめることが長らく課題となっていた。
1860年にメルボルンからある探検隊が北上して、大変な目にあいながらも何とか大陸北部の海岸まで出ることに成功するのだけど、悲劇はこれから。
ぼろぼろになりながらデポのあるキャンプ地まで帰還すると、4ヶ月待っていた守備隊が、なんとその同じ日、数時間差で書き置きを残して撤退してしまっていた。呆然とする本隊。
生還を期してあがくも生存者はアボリジニに助けてもらった1人だけ。救援隊もばたばた死んでいくし。この数時間のドラマが劇的。 -
オーストラリア内陸部を探検したチャールズ・スタートと、その後年に探検したオバート・オハラ・バークの隊の話。
バーク隊の話はwikipediaでも読んだことがあったけどやはり書籍は内容が詳しくて抱いた印象もだいぶ違ったものになった。
著者が述べているようにバーク隊の悲劇がもし何らかの幸運で悲劇に終わらなかったらこれほど人類の記憶に残ることもなかったろう -
19世紀にオーストラリアを縦断した探検隊の実話。とにかくめちゃめちゃ暑い描写がすごくて読んでるこっちも喉が渇きそうなくらい。
計画のまずさと運の悪さが重なり、悲劇的な結末を迎えるが、探検隊の生き残りやその後裁判になったことまで書かれているのが面白い。 -
・「1979年10月にハヤカワ文庫NFより刊行された作品を修整・再編集したもの」
・ロバート・オハラ・バーク隊のオーストラリア探検について。(1860年8月20日にメルボルンを出発し、カーペンタリア湾を目指した)
この本が好きな人におすすめの本
木下秀夫の作品
