炎のなかの絵 (異色作家短篇集)

制作 : John Collier  村上 啓夫 
  • 早川書房
3.50
  • (1)
  • (7)
  • (10)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 62
レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152087096

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 異色作家短篇集の7巻です。
    コリアは「ナツメグの味」が代表作の1つですが、この本の短篇も素晴らしいものばかりです。
    39階建てのビルの上から1階ずつ落下する夢を毎晩、続けて見る青年がとうとう2階まで落ちていき、精神科医を尋ねてくる話の「夢判断」は大変に面白いですし、結末も素晴らしいです。
    夫婦の駆け引き、やりとりの話の「記念日の贈り物」や「死の天使」や「保険のかけ過ぎ」はブラックコメディ、皮肉な感じに仕上がっていてこれも気に入りました。
    「鋼鉄の猫」は最後、可哀相なんですが、やはりどこか皮肉な笑いが出てきてしまいます。

  • 早川の異色作家短編集 7巻目。異色作家短編集は学生時代に 1-5巻まで読んでいたのだが、その後に装丁とラインナップが変わってしまって、現在は旧版が手に入らなくなっているのが悲しい。学生時代に全巻ちゃんと揃えておけば良かったのだが、当時はお金が無いから仕方がない。

    ジョン・コリアという作家を読むのは初めてだったのだが、そこは異色作家短編集に名を連ねる一人。スタンリィ・エリンやロアルド・ダールと並べてまったく遜色のない作家であることが、よく判った。

  • ブラックな夫婦を語る短編の数々。「クリスマスの帰る」と「保険のかけ過ぎ」がお気に入り。そんなにうまくはいかないっていうのが夫婦かな。

炎のなかの絵 (異色作家短篇集)のその他の作品

炎のなかの絵 (異色作家短篇集 6)の詳細を見る 単行本 炎のなかの絵 (異色作家短篇集 6) ジョン・コリア

ジョン・コリアの作品

ツイートする