アトモスフィア〈1〉 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)

著者 : 西島大介
  • 早川書房 (2006年3月1日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (202ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152087119

アトモスフィア〈1〉 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)の感想・レビュー・書評

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  • "「ふざけんな」
    なんてことをわたしが決して言わないのは
    わたしがわたしのために君たち全員を赦してやってるからだ。"[p.41]

  • ラストが素晴らしい

  • 諦観の境地にあるような「わたし」。癪に障ることがあれば感情が波立つこともあるが、流してしまう。分身が現れ、そして消えて、自分の存在が無しになっても。

  • 絵のスイートさと残酷さの同居する漫画。自己とはなんなのか、頭が混乱しそう。

  • 全二巻のうち一巻の評価
    SFとあるが、SFと言い切れない、むしろ不条理ホラーのようで
    不穏でまんじりとも出来ない独自の雰囲気

    主人公は何一つ頓着しない、「わたし」のためにが全てのような女性
    ある日突然「わたし」がもう一人現われて、そして死んだ
    そこから始まる奇妙な生活

    確かにおもしろいが
    踏み込んだテーマがあるわけではない
    ただただ雰囲気を楽しむものかも

  • キャラクターの可愛さにやられて本書を手に取っちゃいました☆

    読み進めてみると、その世界観にびっくり。思わず引き込まれます!!

    だってハヤカワSFシリーズですよ!本気と書いてマジでSFじゃないですか!

    絵柄とストーリーのギャップもはまっちゃいました!!

    そしてそして、このマンガの醍醐味はやっぱり「メタ」的な要素です!

    メタって何か説明するのは難しいけど、その反対の言葉は「ベタ」なんじゃないかなって私は思ってます。

    例えば、こってこてのベタなギャグが一周まわって面白くなっちゃうことってありますよね?

    私はそういう場に出くわすと「逆と書いてメタに笑える!」ってよく突っ込んじゃいます☆分かりますよね??

    でも、今の説明を読んで分からなかくても大丈夫!
    「アトモスフィア」を読むと きっと分かるようになります☆

    そして分かった人にはもっと面白がれる作品です!

    あと、ちょっと真面目に書いてみると、個人的には最初の読み始めはなんとなく 岡崎京子先生の作品を思い出しました。例えば「リバースエッジ」とかです。主人公の女の子が世界のなかに自分の居場所をどう見出していくのかっていうことや、それとも関係する性的な描写や暴力的なシーンなどなど。

    しかし、そこはやはり「ハヤカワSF」です!

    特に最後の展開は一読の価値アリです。「なんでやねん」ってベタに突っ込んで しまいました☆ミ

    個人的には2000年代を代表する漫画の一つだと思います☆

    読んでみると私は当時のサブカルの雰囲気なんかも思い出してしまいます。

    アニメ監督の今敏さんの映画とか好きな人には、間違いなくオススメできる漫画 だと思います!

  • 分身はどっち?すべてを赦せる彼女はすべてを投げているね。

  •  全二巻。
     これはぜひアニメで見たい。
     作品全体に漂う楽天的な虚無感。
     読者にしか感じ取れない危機感に満ちた世界。
     徹底的にデフォルメされたキャラによるエロスとバイオレンス。
     そういう矛盾した二種を同時に表現することができると思われる、庵野秀明監督か、押井守監督か、りんたろう監督を希望。

     彼女が最後の最後に「ふざけんな」という時。
     それは分身が現れた原因が判明する時。
     その場面を見た者は、誰もが同じ台詞を言うだろう。

     「ふざけんな」

  • わたしと傍点つきのわたしたちの、悪意と諦念に満ちた世界。イヤーな感じが始終漂ってます。
    このねばっとしたイヤーな感じを出せるのはすごいと思います。
    ストーリーにやたら期待して読んでしまったためか、最後まで没入することが出来ず、モヤモヤしたものしか残らなかった。
    そういうのを狙っているとわかってはいるけど、文章がラノベっぽくて私はどうもダメでした。

  • なんだか不安になるような、希薄になるようなお話。

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