やむをえぬ事情により…―エドワード・マローと理想を追ったジャーナリストたち

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レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (414ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152087188

作品紹介・あらすじ

テレビという放送媒体が登場してまもない1950年代のアメリカに、数々の伝説的な社会派レポートを世に送った名報道番組があった。その名は「シー・イット・ナウ」。この番組の中心的人物こそ、今でもカリスマ的な名声をほしいままにする名ジャーナリスト、エドワード・マローと、プロデューサーとして敏腕をふるったフレッド・フレンドリーであり、彼らのまわりには報道の理想を追求する才能ある者たちが集まっていった。「赤狩り」が猖獗をきわめた時代に、いわれなき汚名を着せられ、軍を追われようとする空軍中尉の事件を追及し、赤狩りの中心人物、マッカーシー上院議員のやり方に真っ向から異議を唱えた「シー・イット・ナウ」は、アインシュタインをはじめとする著名人・一般人の喝采をあびた。しかし、種々の圧力、非難に悩むCBS経営陣との軋轢は次第に強まっていく…。CBSニュース社の社長の座についてからも、報道人としての矜持を失わなかった著者は、やがてある事件をきっかけにCBSを去ることになる。商業主義と報道の本分とのはざまであがき通した一人の誠実な報道人が、伝説的ジャーナリストとの「黄金の日々」を回想し、理想と妥協が交錯する番組制作の内実を赤裸々に語る名著。

感想・レビュー・書評

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  • そしてやっとのことで「やむをえぬ事情により...」読了。Gクルーニーgood night, and good luckの原作。長らく絶版だったのがあの映画がきっかけで再刊となったらしい。売れる番組、売れる本。放送のスポンサー問題と本の販売部数。よい作品の指標とは何なのか??

  • ジョージクルーニー「good night, and good luck」の原作。

    長らく絶版だったのが、あの映画のおかげで再刊となったらしい。どんなに良品でも販売数が少ないと絶版になっちゃうんだよね... 売れる売れないと、その作品の質または価値とは、無関係だと思うんだけれどな。
    TV番組も同じ。スポンサーは売れる番組=視聴率の高い番組を買いたがり、硬派で物議を醸すリスク高の番組より、「家庭の主婦向け」のバラエティにお金を出す。TV局は売上げのために売れる番組に注力する。報道内容はスポンサーの意向を反映したつくりになってしまう。
    そんなことをやってるから、わたしみたいにTV一切観ない人ができちゃうんだよ。TVがおもしろければ、観ます。
    今はニュースもニュースショウだからな...

    あと、TVもいい加減にIP配信にすればいいのに。どうせデジタルになるんだし。そして、そんなに視聴率が重要なら、オンエア視聴率だけじゃなくて録画視聴、シェア視聴まで計ればいい。今どきもうTV番組をオンエアで見るなんてことほとんどない。いや、観てるけど、それ以上に録画で観てる割合もかなり高いはず。そして録画のほうが本当に観たいもの、のような気がする。
    TVのIP配信とか、ネットワーク経由での視聴状況調査とか、そんな技術くらいは、NTTの研究所とかにもうあるはず。

    「報道」と「解説」と「論説」の定義が興味深かった。

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