ダークネス (ハヤカワ・ミステリワールド)

  • 早川書房 (2006年8月24日発売)
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感想 : 7
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本 ・本 (336ページ) / ISBN・EAN: 9784152087546

感想・レビュー・書評

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  • 後味の良さが無さすぎて。
    面白かったのだけど、読後の気持ち的に、星は3つです。

  • ミステリと思ったらホラーだった。仕掛けはあったけど。
    オチも「なんだかなぁ」

  • 倉阪さん……すみません、これは笑ってよろしいんでしょうか。だって犯人○○○○って! あの「赤い楕円」の正体がまさかまさかあれだなんて! とある意味非常な驚愕。でもよくよく読み返したら、ばっちし伏線? はあったんですね。そういややたら出てくるとは思ってたのよ……。
    MRS(無動機連続殺人)ってなネーミングもアレですが、とにかく異様なまでに頻発する殺人事件が怖いったら。そして真相にまつわるあの部分……これはやっぱりホラーかな。スピーディな読み心地でさくさくいける一冊。ただし、好き嫌いは分かれるな。この真相もホラーっぽいので、ミステリだと思って読んだ人は納得できないかもしれない。

  • うーん...なんか何を書いてもネタバレになりそうな気がする。
    倉阪作品の割りにはド直球一辺倒なスタイルで
    この後、どうなるんだろう? どうひっくり返る展開に繋がって
    いくんだろうという期待を持ちつつ...実は王道のホラー作品
    として読ませるものでしたね。

    これはこれで面白かったし、怖かったし、いいんですが...。

    個人的な勝手な期待感がショボンと置き去りに....。

    アートワーク,よく見るとかなりイヤーな怖いイラストですね。

  • 難解な面は多々ありますが、魅せます引っ張ります。

  • 無動機連鎖殺人を巡るホラー・サスペンス。一言で言えば「小松左京」タイプ。風呂敷を大きく広げたのはいいものの、どうやって畳んでいいのかわからない。風呂敷の大きさと、小松よりはきれいに畳んだ点を評価して★二つ。もっと腑に落ちる意外性が欲しかった。

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著者プロフィール

1960年、三重県生まれ。
早稲田大学在学中に幻想文学会に参加、分科会の幻想短歌会を主宰。
1987年、短篇集『地底の鰐、天上の蛇』(幻想文学会出版局)でささやかにデビュー。
1989年、第一歌集『日蝕の鷹、月蝕の蛇』(同上)を刊行。
平成とともに俳句に転向、「豈」同人。句集に『アンドロイド情歌』『悪魔の句集』『怪奇館』など。俳句関連書に『怖い俳句』『元気が出る俳句』『猫俳句パラダイス』などがある。
1998年より専業作家。ホラー、ミステリー、幻想小説など多彩な作品を発表。近年は時代小説の文庫書き下ろしを多く手がけ、オリジナル著書数は130冊を超える。
趣味はマラソン、トライアスロン、囲碁・将棋、油絵、鉄道など。

ホームページ「weird world 3 倉阪鬼一郎の怪しい世界」
http://krany.jugem.jp/

「2017年 『世界の終わり/始まり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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