ロングテール―「売れない商品」を宝の山に変える新戦略

制作 : Chris Anderson  篠森 ゆりこ 
  • 早川書房
3.89
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本棚登録 : 406
レビュー : 49
  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152087614

作品紹介・あらすじ

人々が真に自分の好みに従って商品を探せるようになったいま、ビジネスと文化は大転換期を迎えている。現代最重要キーワード。

感想・レビュー・書評

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  • 分野は限られているが、非常に興味深い内容だ。複雑系の理屈とセットでもう一度読みたいと思う。

  • 80対20の法則が崩れ、商品アイテムが格段に増え、売れない商品が尾のように長く伸びてロングテールとなった。 ただ、怖いのはその売れない商品であってもWeb上の口コミがあれば、爆発的に売れると言うことだ。 それが価値のない商品であっても。 買ってからしまったと思う購買者が増える一方で詐欺まがいの販売者が後を絶たないであろう。

  • ロングテールという言葉の生みの親、クリス・アンダーソンの著作。

    PCというインフラのために、既存の80:20だけでなく、こういった「べき分布」が見られるようになることを多角的に何度も説明してくれる本。

    でも、一概にこれだけが全てではないけど、それを反故にしてはいけないというなんとももどかしいもの。
    大衆という物は存在しない。人々を大衆と見る方法が存在するだけだ。のくだりは秀逸。

    以下、メモ

    ロングテールの法則は9つ
    ■コストを削減する
    1-在庫は外注かデジタルに
    2-顧客に仕事をしてもらう
    ■ニッチに注目する
    3-流通経路を広げる
    4-消費形態を増やす
    5-価格を変動させる
    ■支配をやめる
    6-情報を公開する
    7-どんな商品も切り捨てない
    8-市場を観測する
    9-無料提供をおこなう

  • ロングテールの現象は今や音楽や書籍、ブログなどにも及ぶ避けられない現象なのだと痛感した。ただ避けられないとはいえ選択肢を増やす事が本当に誰もが好きなことをして暮らしていけるのか疑問ではある。

  • 著者は、注目されるキーワード「ロングテール」の名付け親と言われるワイアード誌編集長クリスアンダーソン。
    全米でベストセラーとなっていたが、待望の翻訳が出版された。
    さすが名付け親、世間でゴチャゴチャ背びれ尾ひれが付いて騒がれているものとは違ってすっきりとまとめられている。
    日本語訳もいい。Web2.0とセットになって語られることが多いが、別物として捉えた方が良さそうだ。
    リファレンスが少ないのが若干物足りないが、学術書ではないのでまあ仕方ないか。

  • 現代社会を的確にまとめた名著。クリス・アンダーソンやっぱ凄い。ただし、マスやニッチを取りまとめる者には都合が良いが、ニッチの生産者はそれだけでは生活できないし時代が変われば即死するコモディティ。総アマチュア社会の加速ですな。

  • 特定のものだけが売れる時代は終わった。グラフにするとロングテールのように、少数の人々に買われていく商品がたくさんある。そう言った客層も捕らえられるような商品調達が必要。今のネットショップ(Amazon)が好まれる理由だなー。なんでも売ってるもの。
    ただたくさん売れるものを狙うのではなくいろいろな商品をどう調達できるか。
    フリーと同じ著者なんだ、と今更気づく私(汗)

  • 第1章 ロングテール
    第2章 ヒットの興亡
    第3章 ロングテール小史
    第4章 ロングテールの三つの追い風
    第5章 新たなる生産者たち
    第6章 新しい市場
    第7章 新たな流行発信者
    第8章 ロングテール経済
    第9章 短いヘッドの世界
    第10章 何でも手に入る時代
    第11章 ニッチ文化とは
    第12章 無数のスクリーン
    第13章 エンタテインメント以外のロングテール市場
    第14章 ロングテールの法則

  • 現在のビジネス戦略に最大級のインパクトを与えたドクトリン「ロングテール」を提唱した本。

    私が関わっていた業界ではプロフェッショナルな営業マンが、どんどんインターネットによるカタログ通販に駆逐されていってたけれども、そこには人の手を介さず、しかも安価なものを、簡単に探し出すことができるという情報革命があったからだと思う。このカタログ通販の隆盛と購買システムの一元管理化によって、おそらくはあと十年以内には、ものを売るだけの「営業マン」というのは絶滅してしまうだろう。

    でも、こういう商売のやりかたというのは、メーカーが無限にあるときにこそ光る方法で、しかもロングテールによって市場が活性化するかというと、それは疑問に思える部分が多々ある。世の中はどんどん「低収益」の方向に向かっている。クリス・アンダーソンもその辺りについては良く分かっていて、この次の作品『フリー』ではもはやビジネスの極限を語っている。

    現在の売買がどのような仕組みに向かいつつあるのかを知りたければ、ぜひ読むべき本。特に営業マンはこれを読んで転職してしまったほうが良いと思う。

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